2025/07/24(木) 詳細 715,467ドル・104,813,097円 146.496円/$
米国株式市場は貿易を巡る楽観的な見方が広がる中、ダウ平均が場中、S&P総合500種とナスダック総合は終値、3大株価指数は次々と最高値を更新する勢いです。
日米の関税交渉が突如、合意となったことで、対ECに関しても楽観視する傾向が強まっています。これらが本日の米国株価上昇の背中を押しているようです!
日経新聞社の米国株論評
23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比507ドル85セント高の4万5010ドル29セントで終え、およそ半年ぶりに年初来高値を更新した。2024年12月以来の高値。日米の関税交渉の合意を好感した買いが優勢だった。欧州連合(EU)も合意間近だと英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が23日昼ごろに伝えると、株買いの勢いが一段と強まった。ダウ平均は取引終了間際に24年12月につけた最高値(4万5014ドル)を上回る場面があった。
トランプ米大統領は22日夜、日本と関税交渉で合意したことを自身のSNSで明らかにした。日本への相互関税は予定していた25%から15%に引き下げた。市場では、「関税の引き下げが投資家心理を強気にさせた」(インタラクティブ・ブローカーズのスティーブ・ソスニック氏)との指摘があった。関税交渉期限の8月1日に近づくなか、米国の関税政策を巡る不透明感が和らいだうえ、従来よりも経済への悪影響が避けられるとの見方につながった。
FTは23日、米国とEUが貿易協議で合意に近づいていると報じた。報道によると、米国はEUに対して8月1日から30%の関税を課すとしていたが、15%に引き下げる。米国とEUは互いに航空機や医療機器など一部分野の関税を免除する方針だという。報道を受け、ボーイングが一時3%近く上昇した。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、メルクやゴールドマン・サックスが上昇した。キャタピラーやエヌビディアも上げた。半面、トラベラーズとコカ・コーラが下げた。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比127.332ポイント高の2万1020.02で終えた。2営業日ぶりに最高値を更新した。S&P500種株価指数も上昇し、3日連続で最高値を更新した。(日経新聞社)
そもそも、投資家は勝手な奴等…
いつの間にやら、資源セクター・原油セクターの評価損益が大きく改善して来ています。主な銘柄を買い上げたことで、忘れられた「資源株・原油株の底上げ買い」が行われているのでしょう。ホンに勝手な論理、屁理屈です。
ポートフォリオ的には、これらには配当性向と配当率が高い銘柄が多いので、損益プラスに転じると売却銘柄としても有り難いです。

