2025/11/06(木) 詳細 823,891ドル・126,967,403円、損益額 28,153,585円、154.107円/$

 押し目買いで「米株は反発」

  • 10月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数は前月比4万2000人増加。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(2万2000人増)を上回る。9月分は上方修正された。
  • 10月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況感指数は52.4、市場予想(50.5)を上回った。
 この数値は、米連邦準備理事会(FRB)による「追加利下げの余地を残す歓迎サプライズ」となった。つまり、「米雇用や景況感の改善がみられた」と市場で受け取られたのです。

在りし日の故長嶋茂雄夫妻
(在りし日の故長嶋茂雄夫妻)

■S&P500種株価指数  6796.29  対前日比+24.74、+0.36%
■ダウ工業株30種平均  47311.00  対前日比+225.76、 +0.48%
■ナスダック総合指数  23499.80  対前日比+151.16、 +0.65%
★「マイクロソフト株」を29株、追加投資(1株を株価510ドル程度)しています。
★「ノボノルディスク ADR株」を14株、追加投資(1株を株価46ドル後半)しています。

市場関係者の談

ブルムバーグは、NY株式市場の関係者談を次のように掲載しています。
  株式相場の上昇を限られた銘柄がけん引していることへの懸念が一段と強まっている。さらに米連邦準備制度(FRB)当局者の発言トーンが変化し、利下げへの楽観ムードにも陰りが出てきた。テクニカル指標も次第に警戒サインが増え始めており、ウォール街のトップがバリュエーションの過熱に警鐘を鳴らす中、市場全体に慎重ムードが漂いつつある。

  フォレックス・ドットコムのファワド・ラザクザダ氏は「ここまで株式を押し上げた高いバリュエーションを正当化しようと、トレーダーは新たな材料を探しているが、納得できる理由はあまり見つかっていない。それでも売りたくないようだ」と指摘。「これまで株式市場では押し目買いが主要なテーマとなっており、下げても下値は限定的だ」と述べた。

  エマニュエル・コー氏率いるバークレイズのストラテジストチームによれば、直近の株価下落は力強い上昇の後としては健全な下げに見えるが、年末にかけては依然として堅調な展開が見込まれる。FRBからの利下げを示唆する姿勢やAI関連の強い追い風、地政学リスクの抑制といった要因が、投資家心理を下支えしているという。

  同チームによれば、現在のポジショニングは高水準ながら極端ではなく、システマチック運用ファンドはすでにリスクを縮小している。
  個人投資家の資金流入があるにもかかわらず待機資金が潤沢なため、押し目では買いが入りやすいとの見方を示した。季節的には相場が上昇しやすい時期であり、自社株買いも再開されていることが買い材料として意識されているという。(ブルムバーグ紙)

2025/11/06(木) 詳細 823,891ドル・126,967,403円、損益額 28,153,585円、154.107円/$

ポートフォリオ動向

 巷の報道では盛んにハイテク株売りを煽っていますが、私的には「BIGテック株のやみくもの売りは一山超えたと判断」しているので、昨日付でMETA株の必要株数を確保したこともあり、保有比率的に少なくなり過ぎた「MSFT株の買い込み」を目指しました。

MSFT株を29株買い込み

 MSFT株は、512ドルから508ドルの株価推移となっていたので、高配当のVZ(ベライゾン)株を主に損切り売却、買入資金を確保してMSFT株を29株手配したのです。

2025/11/06 ポートフォリオ動向

ドル・円は、154円台前半に下落...

 円安の地合いが強く、米金利の引き下げ風潮が再び出始めたにもかかわらず、下落傾向が強く打ち出ているようです。150円台のドル・円は暫く続くことでしょう。株式売買時の損益通算処理の基準通貨としても「ドル・円価格」は大事です。

編集後記

 昨日は日経平均が大きく下落していましたが、保有している東京海上火災等のディフェンシブ銘柄の株価は安定していました。
 平均株価の算定指数として、もはや『日経平均は機能していない』ことを証明したかのようです。米国株の「ダウ平均」も同様、対象銘柄が少なすぎること、特定銘柄の影響力や占有率が高すぎることが悪弊となって、歪が際立っています。但し、悪どい奴らはこれを有り難がります^_^。