アルファベット、7─9月期決算の内容は良好...(短観)
米グーグルの親会社アルファベットが28日発表した第3・四半期(7─9月期)決算は、利益と売上高が市場予想を下回った。人工知能(AI)への巨額投資で現金流出が加速し、株価は時間外取引で10%超下落した。 アルファベット収益が予想下回る、現金流出加速 株価10%超安 アルファベット、7─9月期決算内容 主要な決算数値 売上高: 1275億7700万ドル(前年同期比約25%増) 純利益: 261億7000万ドル(前年同期比25%減) 調整後1株当たり利益(EPS): 2.67ドル(市場予想の3.02ドルを下回る) 営業利益: 14期連続で増益 四半期配当: 0.22ドル(前年同期から0.01ドル増配) 部門別の動向 広告事業: 売上高は820億1000万ドルとなり、市場予想を約14億1000万ドル下回りました。AIを活用した検索結果の表示などの変化が影響しています。 グーグル・クラウド事業: 売上高が307億1000万ドルと前年同期の「2倍超に拡大」し、市場予想を上回りました。独自開発のAI半導体(TPU)の販売などが寄与しています。 懸念材料と今後の見通し フリーキャッシュフロー(FCF): 91億ドルの赤字となり、2四半期連続のマイナスとなりました。 普通株主に帰属する純利益は25%減の261億7000万ドル。調整後1株当たり利益は2.67ドルで、市場予想の3.02ドルを下回った。 設備投資: 2026年通年の設備投資額ガイダンスは1950億〜2050億ドルで据え置かれましたが、AIデータセンター等への巨額投資が収益を圧迫しているとの懸念が強まっています。 株価の反応: 決算発表後の時間外取引で、一時9〜10%安の売りが優勢となりました。 グーグルクラウド アマゾンのアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、マイクロソフトの「アジュール」に次ぐ世界3位のクラウドサービス事業者。 サイバーセキュリティー、小売り、金融サービスの各分野でクラウドやAIインフラに関する複数年契約を結び、企業顧客との契約を拡大し続けている。 半導体やデータセンター向け電力の供給制約が業界全体で続く中、アルファベットは他社製GPUに加え、「独自開発のTPU」にも投資し、サービス提供能力を拡大している。 各界からのコメント アナト・アシュケナージ最高財務責任者(CFO)は、AI関...