2025/11/01(土) 詳細 811,683ドル・125,050,284円、損益額 26,519,416円、154.063円/$

 10月最後の日となった31日の週末金曜日。ブルムバーグが見事に市場動向を締め括ってくれています。次に、引用します。
  • S&P500種株価指数    6840.20    対前日比17.86、0.26%
  • ダウ工業株30種平均    47562.87    対前日比40.75、0.09%
  • ナスダック総合指数    23724.96    対前日比143.82、0.61%

市場解説

 ダウ工業株30種平均は反発し、前日比40ドル高の4万7562ドルで取引を終えた。前日に好調な四半期決算を発表したアマゾン・ドット・コムが相場を支えた。

 AI(人工知能)期待や10月後半に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測を追い風に、ダウ平均は月間で6カ月連続で上昇。2018年1月以来の連騰記録となった。
 米S&P500種株価指数は前日比0.3%、ナスダック総合株価指数は0.6%、それぞれ上昇して終えた。

 S&P500のセクター別で見ると、月間で最も大きく上昇したのはIT(情報技術)だった。アマゾンは月間では11%高となり、29日発表の25年7〜9月期決算で売上高が市場予想を上回ったアルファベットも同16%高となった。

 一方で設備投資額の大幅増を示したマイクロソフトは横ばい、四半期決算の発表と併せて25年12月期通期の設備投資計画を引き上げたメタプラットフォームズは12%安となり明暗が分かれた。(日経新聞)

BIGテック、健全なバランスシートが支える

  S&P500種株価指数は、前日に上昇が小休止となったものの、この日はアマゾン・ドット・コムやアップルの明るい収益見通しを受けて再び上昇した。ただ、 アップルは中国での売り上げ減が重しとなり、年末商戦への期待が高まる中でも下げに転じた。

  地政学的リスクや通商問題、米政府機関の一部閉鎖、高水準の株式バリュエーションなど、10月の市場はさまざまな要素を消化する必要があった。それでも最終的に相場を支えたのは、米企業の業績に対する信頼感と、利下げが企業収益の勢いを後押しするとの期待だった。

  ネーションワイドのマーク・ハケット氏は、今週は通商問題や金融政策、企業決算といったニュースが相次ぎ、投資家の強気シナリオに対する試金石となったと指摘。「足元の上昇基調に乗るかどうかを巡り懐疑的な見方が強まっている。ただ、これまでの根拠が次々と崩れてきた弱気派による悲観論の延長に過ぎないとのみる向きも多い」と述べ、「年末にかけて相場は堅調を維持するとの見方を裏付ける指標が引き続き多い」と分析した。

  4月の急落以降、S&P500種は約40%上昇。月間では6カ月連続高と、2021年以来最長の連続高となった。ナスダック100指数は8年ぶりとなる7カ月連続高。ハイテク大手の健全なバランスシートと人工知能(AI)への強気ムードが背景にある。

  「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大型ハイテク7銘柄は1.2%上昇した。アマゾンはほぼ10%高。

  株式市場を取り巻く環境は引き続き良好とされる一方で、上昇をけん引する銘柄が限られる「裾野の狭さ」への懸念がくすぶっており、短期的にはこの点が相場上昇の足かせとなる可能性がある。

  パイパー・サンドラーのクレイグ・ジョンソン氏は「市場参加者が限られているため、ハロウィーン気分を満喫している銘柄もあるが、多くの銘柄は下げている」と指摘。「現在の裾野の狭さを踏まえると、6カ月続く強気相場の中で押し目買いを狙うことが、リスクとリターンの観点から最も有利だとの見方を維持している」と述べた。

  ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのトーマス・リー氏は「第4四半期は季節的に強く、われわれは押し目買いを入れている」と述べた。その上で、「2桁成長を記録しているセクターは数多く、これはAI関連の話にとどまらず、米企業や多国籍企業が力強い利益成長を実現できていることを示している」と語った。(ブルムバーグ紙)
2025/11/01(土) 詳細 811,683ドル・125,050,284円、損益額 26,519,416円、154.063円/$

日本株

 米国株も顔負けに最高値を更新し続ける日経平均値。しかし、ほんの一握り銘柄が牽引する超異常事態となっています。
 嘗て平成バルブ期を主導した銀行・保険等の金融銘柄なんぞは「置いてきぼり」の最たるものです。なんせ、値上がるどころか、売られて株価が下がるんですから・・・。で、付き合い切れないので、少額ですが利確売却して事実上撤退準備に入りました。


編集後記

 月末の金曜日、万事うまくNY株式市場が閉場となりました。METAが本日も大きく売られていたので、今日は買い進みました。
 新規資金を入れずに、「原油(PBR)株の損切り」と「フィリップモーリス株の利確売却」で資金を捻出しています。