2025/09/20(土) 詳細 820,768ドル・121,441,626円、損益額 25,138,639円、147.961円/$

米株に「買い安心感」が強まる?

 思うに、次の2点で米株が買い進まれたようです。日本株は売り込まれて沈没し、ドル・円は148円付近で変動なしです。
  1. 米連邦準備理事会(FRB)は「利下げを続けて米経済を支えるとの見方」が強まり、引き続き買いを促した。年内の残り2回の会合で、それぞれ0.25%の利下げをするとの見方が広がっている。
  2. 米中首脳が電話協議して、両国間の課題について「対話を続ける姿勢を示した」ことが追い風となった。トランプ大統領は電話協議後、自身のSNSで10月末に韓国で開催される国際会議で「習氏と会談する予定」だと明らかにした。

米株が続伸、連日の最高値!

  • ダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比172ドル85セント(0.37%)高の4万6315ドル27セントで終えた。前日に続き最高値を更新した。
  • ナスダック総合株価指数は続伸した。前日比160.751ポイント(0.71%)高の2万2631.48で終え、前日に続いて最高値を更新した。
  • S&P500種株価指数は前日比32.40ポイント(0.48%)高の6664.36で終え、2日連続で最高値を更新した。

但し、蚊帳の外の米輸送株

 米国の主要株価指数が最高値を更新する傍ら、苦戦を強いられているのが輸送株だ。相場全体が利下げによる緩和マネーに沸き立つなかでも物色の圏外に置かれたままとなっている。一部の市場関係者は「これを景気悪化の兆候だ」と受け取っている。
 物流や空運などを手掛ける銘柄で構成するダウ輸送株指数は19日、前日比で小幅に下落した。今年2%ほど下げ、昨年に付けた最高値に比べて12%ほど安い。(日経新聞)

今週のMyポートフォリオ動向

 何はさて置き、ディフェンシブ銘柄のタバコ株が大きく売られ、1週間で▼6818ドルのマイナス損益を記録しました。反面、テック株が買い進まれ、△10536ドルの損益プラスとなっています。この結果、セクター別損益額の上位陣に次のような変動が初めて生じています。
 上がり続けるハイテク株の購入資金確保のため、高株価のタバコ株が売却されたようです。追加購入に動くには、これら株価が未だ高過ぎます。
  1. 第1位 : テック株の損益額が84,200ドル。円貨では12,166,115円。
  2. 第2位 : タバコ株の損益額が82,249ドル。円貨では12,524,753円。
2025/09/20(土) 詳細 820,768ドル・121,441,626円、損益額 25,138,639円、147.961円/$

編集後記

 グーグル(アルファベット株)が株価250ドル台を難なくキープしています。上昇して、230ドル台で一旦落ち着きく思っていたのですが、「AI関連の雄」としての期待感から上昇していますが、PER的には未だ低いのですが...。今の株価は、ほぼ最高域に位置しています。
 何度でも申し上げますが、4月に発生した「トランプ関税ショック」前から、徐々にテック株買いを進めたことが、今回の幸運をもたらしたのです。資源株と原油株の損切りに伴う、損益通算処理の後始末が残っていますが...。

受取配当金の増加を目指す...

 日本株のメガ損保株(MS & AD)を買い増ししているように、2026年度以降の生活資金の安定確保を目指して、『安定した高配当日本株の保有数増加』をテーマに動いています。
 次のように、日本と同様なことが監視の厳しいNY市場でも発生しているようです。さてさて、どの様な対応策をNY市場は取るのか、興味津々です。

米国で株価操縦4倍、AIが対話アプリで暗躍!

 米国に上場している小型の中国企業を対象にした株価操縦が急増している。犯人はAIボット(人工知能による自動応答)を使って対話アプリ上で虚偽の情報を流して投資家を巻き込み、株価をつり上げるケースが目立つ。証券取引所は売買が乏しい中国企業の上場を難しくする規制案を発表するなど、対策に追われている。(日経新聞)