バフェット氏、ユナイテッドヘルス株(UNH)を16億ドル購入...
恒例のバフェット氏の株式保有の情報公開(WEB公開)が行われました。
今回は4-6月(第2四半期)分です。特に、ピーク時の半値以下の株価に落ちている「ユナイテッドヘルス・グループの株式」新規購入は、彼らしい判断で気に入りました💥
資産家ウォーレン・バフェット氏(1930年8月30日生まれ)の投資会社バークシャー・ハサウェイは、4-6月(第2四半期)に医療保険サービス会社ユナイテッドヘルス・グループの株式を購入した。14日の米株市場の時間外取引で、ユナイテッドヘルスの株価は一時9.6%急伸した。
株式保有報告書「フォーム13F」によれば、バークシャーはユナイテッドヘルス株500万株(16億ドル=約2360億円相当)を購入する一方、携帯通信事業者TモバイルUSの株式10億ドル相当を手放し、同社株の保有を解消した。
昨年保有を減らした米アップルの株式も2000万株売却した。アップル株の市場価格で見た保有額は4-6月に約92億ドル減少したが、バークシャーの保有銘柄で引き続き最も大きい。(ブルムバーグ)
- UnitedHealth株、5,039,564株を所有、 1.57Bドル
週明けのダウ平均株価は、史上最高値を更新する?
ユナイテッドヘルス・グループ株の下落は、ダウ平均を1500ドル近く押し下げているとの報道があります。
この下落は、① 米医療費の想定外の高騰で保険業界全体が利益獲得に黄色信号が灯っている(保険料の改定は年1回)こと。更に、② 司法省の調査がユナイテッドヘルス・グループ社に入っている不透明感。これらで数カ月の間、売られまくっていたのです。
バフェット効果
これに対して、『投資の神様、バフェット氏のUNH株買い』は、株式市場に一角の安心感を与えたことは事実で、週明けのダウ平均株価の上昇が約束されたように思います...。
バフェット氏は【倒産の危険性がなく、確実に利益を長期間に亘って稼ぎ出す企業の株価が超安値になった時】を逃しません。しかし、UNH株は今やボロボロの株式と化していますが…。