2025/08/30(土) 詳細 802,734ドル・118,014,750円 147.016円/$
さすがに、半導体大手エヌビディアの四半期決算騒動にも「飽き」が来たようです。売り基調が終日続きました^^。
この種の話題は引っ張り過ぎるとマーケットが陳腐化するので、早め早めに「仕切る話題」を切り換えて山波を乗り切りたいのが、市場関係者のホンネです。
- エヌビディア(NVIDIA)
- 現在値(8/29 16:15) 174.18$ 前日比-5.99$(-3.32%)
- アフター・マーケット(8/29 16:39) 173.92$ 当日終値比-0.26$(-0.14%)
これに押されるように本日は、テック株へ断続的な売りが続き、タバコ株の値上がりがMyポートフォリオを支えました。ここ数日、タバコ株が売られていたので「回帰」し易かったこともあったのでしょう。頼りになる奴です👀
1月~8月の米株投資で言い切れること...
ディフェンシブ銘柄として『タバコ株』を選択、グロース株としては『GAFAM株』を選択すれば、相当高い比率で「米国株投資で勝者」と(なれた)なれる。MYポートフォリオの構成比率で、これは証明されています。 信じる者は救われる...。
なぜ、GAFAM株が売られるのか?
米国株の取り引き状況を日々接していると、大型テック株(GAFAM株)が頻繁に売られるのを目にします。市場が開いていると、優良株であっても株式の売り買いがあるのは当然ですが、売り株の方が多いと「株価が下がる」のです。これ、自明の理ですが...。
米国株式の平均価格を下げるため...
現状況ではなくて、1年後を想定するだけでも四半期利益を莫大に上げている「GAFAM株」を手放すのは『モッタイナイ』ことです。
しかし、米国株式市場全体を引き下げることで利益を得るオプション取引を行っている場合など、これらGAFAM株を「売りモード」に引き寄せないと、米国株の平均価格が下がらないのです。何故なら、GAFAM株の株式市場に占める割合(時価額)が極端に大きいので、放置したままでは平均株価が狙ったように変動しないのです。まさに、【株式市場は魑魅魍魎の世界】です。
言い換えると...
あなたが、時価額のメチャ大きいGAFAM株が隙なく、今後ともに成長過程を進んで行くと考えるならば、何にも増して米国株は『買い』で決まり。これが結論です。
資金の続く限り、株価が下がればGAFAM株を買い続けることです。損はありません。
29日、米株式市場で前日終値に比べ約3%下落した。中国ネット通信最大手のアリババ集団が人工知能(AI)半導体を開発したと伝わり、成長鈍化リスクへの懸念が広がった。米輸出規制で先端品を投入できない中国市場で競合が代替品を開発する動きが加速している。(日経新聞)米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは29日、中国のアリババ集団が新しいAI向け半導体を開発したと伝えた。トランプ米政権が半導体の輸出を制限するなか、自国の技術向上に力を入れている。「AI関連分野の競争が激化することを示唆し、投資家心理の重荷となった」(インタラクティブ・ブローカーズのスティーブ・ソスニック氏)との指摘があった。(日経新聞)
心底は、中国恐怖論の米国市場...
NY市場では、何かと中国を持ち出すのが好きですから、AI騒動に関しても米国ライバルを強調して、中国市場へ資金投下を促しています。一時、米国では中国株の取り引きを制限する話が合ったのですが、立ち消えになったような...。29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落し、前日比92ドル02セント安の4万5544ドル88セントで終えた。人工知能(AI)需要を巡る先行きの不透明感が浮上し、ハイテク株を中心に売りが出た。半面、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げをするとの見方は根強く、相場の下値は限られた。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落し、前日比249.606ポイント安の2万1455.55で終えた。
朝発表の7月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比0.2%上昇と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と同じだった。食品とエネルギーを除くコア指数も市場予想と一致した。「インフレ圧力が想定以上に高まっておらず、安心感につながった」との見方があった。
9月1日はレーバーデーの祝日で、米株式市場が休場となる。3連休を控え、売りの勢いは限られた。月末とあって、運用成績をよく見せるための機関投資家による「お化粧買い」が入りやすい面もあった。(日経新聞)
今週もお疲れ様。なお、9月1日(月)は米国祝日、NY株式市場は『休場』となります。