2025/08/22(金) 詳細 799,150ドル・118,541,126円 148.334円/$

米国の消費関連に弱さが露呈...?

 四半期決算を発表したウォルマートが大幅に下落した。消費関連株も連れ安して相場の重荷となった。半面、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控えて様子見の投資家も多かった。
 ウォルマートは一時5%あまり下落した。21日発表の2025年5〜7月期決算で1株利益が市場予想を下回った。
 トランプ米政権による関税引き上げを背景に輸入品の値上げ圧力が強まるなか、低価格を維持するために一部を自社で吸収した。貿易政策が利益を圧迫しているとの見方が広がり、嫌気された。
 一方、ウォルマートの売上高は前年同期に比べて増加した。
 市場では「中所得者層が(低価格戦略を掲げる)ウォルマートに流れている可能性があり、消費の弱含みを示唆している」との見方があった。
 ホーム・デポやウォルト・ディズニーなど消費関連株が下げ、ダウ平均を下押しした。(日経新聞)
米国の消費関連に弱さが露呈...?
 FRBのパウエル議長は22日に米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演する。
 労働市場が軟化する一方でインフレ圧力は根強く、今後の利下げ方針についてどう言及するか不透明なことから積極的な売買が手控えられた。(日経新聞)

今週は、取り留めて「強調するところのない一週間

 今週の締め日は、残すところ金曜日だけとなりました。パウエル議長の講演を市場消化の題材として、皆が待ち構えているようです。裏を返すと、これ以外は、「何もない閑散とした株式市場であった」という事になります...。
 気を吐いているのは、一人「タバコ株」だけのような気が…。

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