米マイクロソフト 第2四半期決算報告
米国時間7月30日、マイクロソフトは第4四半期決算を発表し、クラウドおよびAI分野の成長を世に示した。この決算発表を受けて、同社の株価は時間外取引で急騰(7%上昇)した。なお、Overnight: 10:56:56 PM EDT現在、558.03ドル +44.79ドル (+8.73%)を推移しています。
マイクロソフトの第4四半期は、クラウドサービスおよびAIアシスタントのCopilotなど、同社が手がけるAIビジネスのさらなる成長が見られた。
Copilotは、Word、PowerPoint、Excelなどのマイクロソフト製アプリで多様な作業を支援するものである。
高まるAI需要に対応するため、マイクロソフトは2025年度にAI向けデータセンターなどに対し800億ドル(約11兆9200億円)規模の投資を計画している。
一方で、同社は今年に入り人員削減も実施しており、全世界で約6000人の従業員を削減した。これは全従業員の約3%に相当する規模だ。
・売上高:764.4億ドル 18%増(予想:738.9億ドル)
マイクロソフト・クラウド:467億ドル(予想:459.6億ドル)
インテリジェント・クラウド:298.8億ドル(予想:291.0億ドル)
アジュール・その他のクラウド:39%増(予想:34.2%増)
生産性・ビジネスプロセス:331.1億ドル(予想:321.4億ドル)
パーソナルコンピューティング:134.5億ドル(予想:126.7億ドル)
・営業利益:343.2億ドル(予想:321.4億ドル)
・設備投資:170.8億ドル(予想:178.9億ドル)
・資本支出:242億ドル(予想:231.7億ドル)
同社はクラウド事業が過去1年間で750億ドル超の利益を上げたと発表。同社はAIサービスの商用化を進める中、クラウド部門の成長が予想を上回ったことを明らかにした。
同社によると、クラウド部門の年間売上は前年比34%増の750億ドル超となり、アジュールの売上を具体的に開示したのは今回が初めて。
マイクロソフトの第4四半期は、クラウドサービスおよびAIアシスタントのCopilotなど、同社が手がけるAIビジネスのさらなる成長が見られた。
Copilotは、Word、PowerPoint、Excelなどのマイクロソフト製アプリで多様な作業を支援するものである。
高まるAI需要に対応するため、マイクロソフトは2025年度にAI向けデータセンターなどに対し800億ドル(約11兆9200億円)規模の投資を計画している。
一方で、同社は今年に入り人員削減も実施しており、全世界で約6000人の従業員を削減した。これは全従業員の約3%に相当する規模だ。
(4-6月・第4四半期)
・1株利益:3.65ドル(予想:3.12ドル)・売上高:764.4億ドル 18%増(予想:738.9億ドル)
マイクロソフト・クラウド:467億ドル(予想:459.6億ドル)
インテリジェント・クラウド:298.8億ドル(予想:291.0億ドル)
アジュール・その他のクラウド:39%増(予想:34.2%増)
生産性・ビジネスプロセス:331.1億ドル(予想:321.4億ドル)
パーソナルコンピューティング:134.5億ドル(予想:126.7億ドル)
・営業利益:343.2億ドル(予想:321.4億ドル)
・設備投資:170.8億ドル(予想:178.9億ドル)
・資本支出:242億ドル(予想:231.7億ドル)
決算短信
マイクロソフト<MSFT>が引け後に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。クラウド事業が予想を上回った。アジュールも39%増と予想の34%を上回った。同社はクラウド事業が過去1年間で750億ドル超の利益を上げたと発表。同社はAIサービスの商用化を進める中、クラウド部門の成長が予想を上回ったことを明らかにした。
同社によると、クラウド部門の年間売上は前年比34%増の750億ドル超となり、アジュールの売上を具体的に開示したのは今回が初めて。
アジュールは企業向けにコンピューティング能力などのサービスを提供しており、投資家の最注目となっている。
同社はここ数年、チャットGPTを手がけるオープンAIの技術を含む、AIツールを自社製品に組み込んでおり、会話型チャットボットや高機能な自動化ツールによって、生産性ソフトやクラウドサービスの販売拡大を狙っている。
同社はここ数年、チャットGPTを手がけるオープンAIの技術を含む、AIツールを自社製品に組み込んでおり、会話型チャットボットや高機能な自動化ツールによって、生産性ソフトやクラウドサービスの販売拡大を狙っている。
米マイクロソフト4~6月期の純利益24%増、AI牽引
米マイクロソフト(MS)が30日発表した2025年4~6月期決算は、純利益が前年同期比24%増の272億3300万ドル(約4兆円)、米メタは36%増の183億3700万ドルだった。生成人工知能(AI)が牽引し、クラウドや広告といったそれぞれの主要事業が好調だった。
MSの売上高は18%増の764億4100万ドル。クラウド基盤「アジュール」を含むインテリジェントクラウド部門が26%伸びた。企業が生成AIを活用するための関連需要が旺盛だった。サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は声明で、AIとクラウドサービスについて「あらゆる業界や分野でビジネスを変革する原動力になっている」と強調した。(産経新聞)