2025/07/31(木) 詳細 714,210ドル・106,764,442円 149.486円/$

 NY株式市場では、FRBパウエル議長が記者会見で早期の利下げに慎重な姿勢を示しました。このため、投資家の間で利下げへの期待がはがれて売り注文が増加、ダウ平均株価は170ドルを超える値下がりとなりました。頑固なオヤジですこと…^ - ^。

しばらく、米国の利下げなし。即、円安へ...

 パウエル議長は記者会見の席上、「ことし9月の利下げについて『何も決まっていない』と発言」しました。このため、一旦『売り注文が優勢』となりました。投資家の間で高まっていた早期の利下げへの期待がはがれた形です。

円が続落、150円台へ。日本政府の思惑どおり❗️

 こうなると、ドル・円の外国為替で『即、149円半ばへ円安が進行』するは必然ですし、150円超への下落が完全に視野に入りました。
 これで、トランプ関税に喘ぐ日本の自動車産業等の救済も叶えられて、「日本政府の思惑、ありあり」です。

米マイクロソフト、4─6月売上高が予想上回る

 米マイクロソフトが30日発表した第4・四半期(4─6月)決算は、総売上高が18%増の764億ドルと、市場予想の738億1000万ドルを上回った。クラウドサービス「Azure(アジュール)」への需要が好調だった。大規模なAI(人工知能)への投資が実を結んでいることが鮮明になった。
 アジュールの売上高は39%増加。年間ベースでも750億ドルを突破。ビジブル・アルファがまとめた予想はそれぞれ34.75%増、746.2億ドルだった。引け後の時間外取引で、マイクロソフトの株価は7%上昇した。

しばらく、米国の利下げなし。即、円安へ...

メタ株急伸、売上高見通しが予想上回る

 米メタ・プラットフォームズが発表した4-6月(第2四半期)の売上高は市場予想を上回った。7-9月(第3四半期)売上高見通しも予想を上回ったことから、堅調な広告事業が人工知能(AI)分野への積極投資を支えていることが示唆された。
  30日の同社発表によると、7-9月の売上高は475億-505億ドル(約7兆1000億-7兆5500億円)となる見通し。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想は462億ドルだった。4-6月の売上高は475億ドル。株価は通常取引終了後の時間外で一時、10%上昇した。

データセンター投資を正当化する決算内容

 これより先に発表された米主要ハイテク企業の決算では、米グーグルの持ち株会社アルファベットが、AIの需要に対応するためデータセンターへの支出を増やすと発表。メタは、年間設備投資計画を小幅に引き上げ、市場予想を大幅に上回る売上高見通しを示した。
 3社の決算は、ハイテク大手が大規模なデータセンター建設から利益を得ているのかという投資家の疑念を解消する可能性がある。

リオ・ティント、上期利益が5年ぶり低水準

 英豪系資源大手リオ・ティントが30日発表した2025年上期の実質利益は前年同期比16%減の48億1000万ドルだった。上期としては2020年以来の低水準となった。
 鉄鉱石価格が、供給過剰や中国の需要鈍化に対する懸念で下落したことが響いた。
 ビジブル・アルファがまとめた市場予想の50億5000万ドルを下回った。中間配当は1株当たり1.48ドル。前年の1.77ドルから減配となった。

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