2025/07/29(火) 詳細 709,792ドル・105,441,077円 148.552円/$
高値圏にある米国株ですが、本日も「ナスダック総合株価指数」と「S&P500種株価指数」は途切れることもなく『最高値を更新』しています。売り対象は「煙草セクター」でした。
昨今、さすがに利益確定の動きも強まっています。「米国とECが関税合意」の話題で、一旦株価上昇もリセットでしょうか?
さぁ、次は対中国との関税合意に向けた米中の動きです。そして、いよいよ明日は「ユナイテッドヘルス・グループの四半期決算報告日」です。そろそろ株価戻しとなるのか否か、株価変動に注目です。
保有銘柄の整理売却
コロンビアのエコペトロール ADR(EC)185株、豪州のウッドサイド エナジー グループ ADR(WDS)31株を全株寄り付き売却して、売られていた煙草のフィリップ モリス インターナショナル(PM)10株(156〜157ドル)、医療保険のユナイテッドヘルス グループ(UNH)1株(280〜281ドル)を追加購入しています。日経新聞の米株論調
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比64ドル36セント安の4万4837ドル56セントで終えた。米国と欧州連合(EU)が27日に貿易交渉で合意した。ただ、前週に合意が近いと伝わっていたため、すでに株価水準に織り込まれていたとの見方があった。主要株価指数が高値圏にあるうえ、ハイテク大手の決算や米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表などを週内に控え、主力株の一角に利益確定売りが出た。
米国とEUは米国がEUに課す相互関税や自動車関税の税率を15%とすることで合意した。EUは米国からの7500億ドル相当のエネルギー購入や6000億ドル超の対米投資も約束した。相互関税の上乗せ分の発動猶予期限が8月1日に迫るなか、28日にトランプ米大統領は個別で交渉をしていない貿易相手に対する関税率が15〜20%になる可能性が高いとの認識を示した。
ダウ平均は上げる場面があった。米政府が日本に続いてEUと合意し、高関税や貿易摩擦が世界経済の停滞を招くとの警戒が薄れた。米中についても、28〜29日に開く閣僚級の貿易協議で関税引き上げ停止の90日間延長に合意する見通しだと香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じている。
午後に入ると売りが広がり、ダウ平均は下げ幅を広げた。今週は30日にマイクロソフトとメタプラットフォームズ、31日にアップルとアマゾン・ドット・コムが四半期決算の発表を予定し、ハイテク大手の業績発表が佳境を迎える。
- 米連邦準備理事会(FRB)は29〜30日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。
- 7月の米雇用統計の発表
- 6月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表
- 4〜6月期の米国内総生産(GDP)速報値の発表
注目度の高い経済指標の発表も相次ぐ。高値圏で米国株の割高感や過熱感も意識されやすいなか、利益確定や持ち高調整の売りが出た。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸した。前週末比70.268ポイント高の2万1178.58と、連日で過去最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は小幅に6日続伸し、最高値を更新した。