米メタ、第2四半期決算報告
米メタ・プラットフォームズは米国時間7月30日(市場終了後)に、第2四半期決算および業績見通しを発表しました。
共に市場予想を大きく上回った内容で、メタは「AIへの投資を一層強化する」中、利益が市場予想を上回るのは『これで10四半期連続』となります。
これを受けた時間外取引では、7%を超える株価の上昇となりました。但し、Overnight: 10:43:52 PM EDT現在、779.38ドル +84.79ドル(+12.20%)を推移しています。
・売上高:475.2億ドル 22%増(予想:448.3億ドル)
広告:465.6億ドル(予想:440.7億ドル)
ファミリー・オブ・アプリ:471.5億ドル(予想:444.0億ドル)
リアリティ・ラボ:3.70億ドル(予想:3.86億ドル)
その他:5.83億ドル(予想:5.01億ドル)
・営業利益:204.4億ドル(予想:172.4億ドル)
ファミリー・オブ・アプリ営業利益:249.7億ドル(予想:221.6億ドル)
リアリティ・ラボ営業損失:45.3億ドル(予想:48.6億ドルの損失)
・営業利益率:43%(予想:38.3%)
・広告インプレッション数:11%増(予想:6.91%増)
・広告単価:9%増(予想:7.58%増)
・1日平均ファミリーサービス利用者数:34.8億人(予想:34.2億人)
・資本支出:660~720億ドル(従来:640~720億ドル)(予想:677.9億ドル)
共に市場予想を大きく上回った内容で、メタは「AIへの投資を一層強化する」中、利益が市場予想を上回るのは『これで10四半期連続』となります。
これを受けた時間外取引では、7%を超える株価の上昇となりました。但し、Overnight: 10:43:52 PM EDT現在、779.38ドル +84.79ドル(+12.20%)を推移しています。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:7.14ドル(予想:5.89ドル)・売上高:475.2億ドル 22%増(予想:448.3億ドル)
広告:465.6億ドル(予想:440.7億ドル)
ファミリー・オブ・アプリ:471.5億ドル(予想:444.0億ドル)
リアリティ・ラボ:3.70億ドル(予想:3.86億ドル)
その他:5.83億ドル(予想:5.01億ドル)
・営業利益:204.4億ドル(予想:172.4億ドル)
ファミリー・オブ・アプリ営業利益:249.7億ドル(予想:221.6億ドル)
リアリティ・ラボ営業損失:45.3億ドル(予想:48.6億ドルの損失)
・営業利益率:43%(予想:38.3%)
・広告インプレッション数:11%増(予想:6.91%増)
・広告単価:9%増(予想:7.58%増)
・1日平均ファミリーサービス利用者数:34.8億人(予想:34.2億人)
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:475~505億ドル(予想:462億ドル)(通期見通し)
・総経費:1140~1180億ドル(従来:1130~1180億ドル)(予想:1140.1億ドル)・資本支出:660~720億ドル(従来:640~720億ドル)(予想:677.9億ドル)
決算内容の短信
メタ<META>が引け後に発表した4-6月期決算(第2四半期)では、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第3四半期の売上高見通しが予想を上回った。 広告事業の成長がAI分野への積極投資を支えていることが示唆された。一方、第4四半期の売上高の伸びについては、第3四半期を下回る見通しを示した。
また、通期の総経費、資本支出の見通しを従来から拡大。同社は、AI関連の能力拡大に向けて積極的に追加の設備投資を模索しており、2026年の資本支出および経費の増加率も2025年を上回る見通しを示している。
ザッカーバーグCEOは声明で「すべての人に向けたパーソナル・スーパーインテリジェンスの構築を信じている」と述べ、数十億人に新しいテクノロジーを届けるためのインフラを構築する資源がわれわれにはあると強調した。
また、通期の総経費、資本支出の見通しを従来から拡大。同社は、AI関連の能力拡大に向けて積極的に追加の設備投資を模索しており、2026年の資本支出および経費の増加率も2025年を上回る見通しを示している。
ザッカーバーグCEOは声明で「すべての人に向けたパーソナル・スーパーインテリジェンスの構築を信じている」と述べ、数十億人に新しいテクノロジーを届けるためのインフラを構築する資源がわれわれにはあると強調した。
米メタ最終利益2・7兆円、9四半期連続の増収増益
米メタ(旧フェイスブック)が30日発表した2025年4~6月期決算は、売上高が前年同期比22%増の475億1600万ドル(約7・1兆円)、最終利益は36%増の183億3700万ドル(約2・7兆円)だった。増収増益は9四半期連続。
売上高の大部分を占めるオンライン広告収入は21%増の約466億ドルだった。フェイスブックやインスタグラムなど傘下SNSは、AI(人工知能)機能の搭載を進めたことなどで、6月の1日平均利用者数が6%増の34億8000万人となった。一方、インターネット上の仮想空間「メタバース」関連の営業損益は約45億ドルの赤字(前年同期も約45億ドルの赤字)で、業績不振が続いている。
25年に、AI向けデータセンターなどの設備投資に660億~720億ドルを投じることも発表した。4月に発表した640億~720億ドルから上方修正した。(読売新聞)