非課税 NISAを国民に差し出した日本政府の「ホンネ」...

 日本政府が、今の国会での成立を急いでいる「2025年年金改革法案」。大幅にカットされる遺族年金に続いて、(扶養手当に相当する)加給年金でも、将来の年金生活者の受取額が減少する変更内容が含まれています。案の定ですな。なお、「将来の…」と断ったのは、直ぐにではなく「徐々に進める意向」です。

ブタは太らせてから喰え

 ちゃっかり回収できるモノを用意しないで、税収が確実に減る税制改正(NISA非課税システムの創設)を、誰がすすんで我々愚民へ行うものですか!『ブタは太らせてから喰えを思い出して下さい^^。

 国家や政府に頼らず、自分達の老後は自分たちで、明日をもしれないリスクを自ら引き受け、好きなだけ用意する、できるように仕向けられています!そして、次は確実に税控除額(扶養控除等)を減らして来ます。いわゆる『みなし増税』の始まりです。

日本のデジタル社会とは...

将来、円をデジタル通貨にします。マイナンバーカードに入出金記録、決済機能、納税機能を付加します。生活する上で必要経費を自動仕訳させて、毎月、個人別に確定申告を自動的に行い、翌月に税を自動源泉徴収します。基礎控除等は廃止されていることでしょう。税理士、公認会計士、税務職員が大方不用となり、脱税もなくなり、映画の世界が現れるのです。GAFAMが支配する世界となること、請け合いです^ - ^。

自己責任で下手な資産運用を着々と進める他はない...

 株式投資で「非課税枠のNISAを活用」されていない方、今後もされない方、そもそも運用資金を捻出できない方、残念ながら亡くなるまで、ずっと貧乏のままでしょう。ウルトラCを言っちゃうと、日本が米国の州に加わることです。独立国家を放棄するのです。統治能力が欠如しているから、仕方がない…。

非課税 NISAを国民に差し出した日本政府の「ホンネ」...

2025年年金改革法案

  1. 年金制度改正で2000万円支給カットの可能性も 遺族年金や厚生年金がどう変わるか
  2. 2025年から遺族年金が廃止?5年限定になるって本当?制度改正ポイントを知って対策
  3. 給付水準大幅カットだけではない、遺族年金のココが変わる 
  4. 遺族年金でも重要な変更点 妻の“生涯受け取り”見直し 2000万円支給減も

所感

 年金制度の改悪は、その対象者の生年月日で大きく異なるのが通例です。今回も、昭和30年代生まれの世代(旧人類)以下は比較的打撃も少なく、何とか逃げ切れそうです。
 しかし、東京オリンピック開催以降に誕生した方(昭和40年以降、新人類)は、嘗て「厚生年金特別支給が廃止された」経緯(60歳からの年金支給を65歳からに変更)をも含め、たいへんご愁傷様です^^。