2025/12/13(土) 詳細 844,501ドル・131,596,120円、損益額 32,426,533円、155.827円/$
週末金曜日の米国株式市場。主要3株価指数がそろって下落。今年の人工知能(AI)ブームで値上がりしてきた銘柄に利益確定の売りが膨らんだようです。
これ位の株価調整(数日間は続く株価下落)で動揺してはいけません。『追加購入の買い場が来た!』と、目を輝かせて悦ぶぐらいでないと...。
通常範囲内です…
米国株の強気相場は依然として続いています。平均株価が最高値を更新した翌日は「売り」と考える投資家が多く、今日は単なる「利益確定の売り日」。悪材料などなくても株は売られます。
- S&P500種株価指数/ 6827.41/ -73.59/ -1.07%
- ダウ工業株30種平均/ 48458.05/ -245.96/ -0.51%
- ナスダック総合指数/ 23195.17/ -398.69/ -1.69%
前日引け後に決算を発表したブロードコムの売上高見通しが市場予想に届かず、さえないオラクル決算で再燃したAI関連投資への懸念がさらに強まった。ブロードコムは11%安と1月以来の大幅安で終了。オラクルは4.5%下落した。
ナスダック100指数は1.9%下落。前日最高値を更新して終えたS&P500指数は1.1%安となった。同じく最高値を更新していたダウ工業株30種平均と小型株中心のラッセル2000指数も下落した。(ブルムバーグ)
オラクルを巡っては、OpenAI向けに進めているデータセンター計画の一部について、完成時期を2027年から2028年に延期したとブルームバーグが報道。これを受けて、発電や電力インフラなどAI関連銘柄が売り込まれた。(ブルムバーグ)
AIバブルは崩壊してはいない...
市場では、株価が最高値を更新した翌日に利益確定の動きが出るのは「想定の範囲内だ」との声も...。但し、「OpenAIとの契約を巡り懸念が高まれば、上値を追う展開は困難かもしれない」という。(ブルムバーグ)
FRB高官の放言癖...
金融政策に関する対外発信を控えるブラックアウト期間が終わり、この日は米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言が相次いだ。今週の連邦公開市場委員会(FOMC)では3回連続の利下げが決まったが、政策金利を巡って当局者の見解の相違が改めて浮き彫りとなった。(ブルムバーグ)
クリーブランド連銀のハマック総裁は高止まりしているインフレを抑えるため、金利をもう少し景気抑制的にしたいとの考えを表明。
カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は2会合連続で反対票を投じた理由について「インフレは依然としてあまりに高く、経済の勢いは続いている」と述べた。(ブルムバーグ)
地域分散が推奨され始めた...
地理・テーマ全体で投資の分散を図ることが、重要な戦略として一段と意識されつつある。今年は主にテクノロジー大手が値上がりを牽引(けんいん)してきたが、割高なバリュエーションや巨額の設備投資に対する懸念を背景に、投資家は他の領域にも目を向け始めている。(ブルムバーグ)
GSG、来年の株高を予測する…
ゴールドマン・サックス・グループ(GSG)のマーク・ウィルソン氏は「現在の市場環境を踏まえると、株式への全面的な投資を維持するためには、(地域)分散こそが支払う価値のあるコストだ」とリポートに記述。韓国や日本、中国、さらには新興国市場など、魅力的な投資テーマが存在すると続けた。
同社ストラテジスト陣は、景気の底堅さに加え、AIの普及が企業収益の追い風になるとの見方から、『株価は来年、再び過去最高値を更新すると予想』している。
ベン・スナイダー氏が率いるチームは、S&P500種が2026年に7600ポイント前後に達するとの目標を据え置いた。現在の水準から約10%の値上がりを見込む格好だ。モルガン・スタンレーやドイツ銀行、RBCキャピタル・マーケッツなどのストラテジストも、米株が10%余り値上がりするとの強気な見通しを示している。(ブルムバーグ)
今年最後、16日の雇用統計…
チャールズ・シュワブのトレーディング兼デリバティブ戦略責任者、ジョー・マッツォーラ氏は「今後の日程を踏まえると、ウォール街は最近の過熱気味のペースから小休止する一日となるだろう」と指摘。「決算も経済指標も少なく、週末が近づいており、投資家の関心は16日発表の雇用統計に向かっている」と述べた。(ブルムバーグ)
エヌビディア、13株を追加購入...
一斉売りが強まったテック株...。天邪鬼のワタシ、エヌビディア株が175.02ドル▼5.91ドル(▼3.26%)、出来高203,831,687株と売り尽くされていたので、Myポートフォリオで13株を追加購入。更に、中国株の百度(バイドゥ)ADRを2株追加購入(アリババ2株を売却)しています。
MO、181株を今週買い増し…
昨日に続いて、売られていたディフェンシブ銘柄の煙草のアルトリア株を112株追加購入しています。今週トータルでは181株、1万ドル超の大量買いです。資金は「医薬品株、保険株の売却」です。
東京海上株を損切売却…
「2025年度内の損益通算処理」と「2026年のNISA資金の確保」を狙いとして、次週の利上げが確実視される中、本日付で早々と損切り売却(230万円程)しました。なお、次週以降も米テック株が更に売り込まれ、株価が「美味しく下がる」ようであれば、買い向かいます💪
編集後記
ブラジル石油公社のペトロレオ ブラジレイロ ADR(PBR)株を「今週で120株、今月で380株」追加購入しています。原油安とブラジル通貨が最安値を記録する中、見境もなく売られているので買い向かいました。 同社は海底油田を主に採掘している企業で、近い将来「アマゾン川流域の新規開発」が期待されています。
併せて、例年の年末高配当が楽しみですし、同社株は2026年NISA枠の中心となる筈ですから、遂次切り替えする中で、「買い値の引き下げ」ができればと考えています。
ブロードコム株に関して...
気の毒なのは、ブロードコム株です。同社の四半期決算は特段問題のない内容でしたが、売り方野郎は「端からイチャモンを付けて、何が何でも同株を売り尽くす腹積もり」だったのでしょう。なお、同株は値嵩株なので、アチキは購入しません。
