中国の反発で「真実と化した」ハーバード大学への疑惑...
中国外務省の報道官は5月23日、「中国は教育分野での協力を政治問題化することに一貫して反対してきた」と主張しました。今回の米政権の動きは「世界における米国自体のイメージと評価を傷つけるだけだろう」と、ご丁寧に付け加えたとのことです。中国のCNNは、次のように声明を出しました。
嘗て、ハーバード大学に「習近平の娘」も仮名で在籍...
トランプ米政権がハーバード大学の留学生受け入れ資格を取り消した件に対して、中国全土で反発が広がっている...。当局者やコメンテーターらは、米中両政府の対立が激化する現状を踏まえつつ、今回の措置への批判を展開している、と...。ちゃんちゃらおかしな理論です。
ハーバード大学、中国と緊密な協力関係
海外メディアは、トランプ政権第2期がハーバード大学の留学生を標的にした背景として、ハーバード大学と中国との緊密な協力関係を挙げている。中国共産党とその指導部はハーバード大学に惜しみなく資金援助を行い、子女を留学させることで、米国の先端技術へのアクセスや親中派世論の形成を狙っているという。
中国人留学生、ハーバード大学の全外国人留学生の約20%...
昨年時点で、中国人留学生はハーバード大学の全外国人留学生の約20%を占めていた。習近平国家主席の一人娘、習明沢氏(33歳)も2010年代初頭に仮名を使ってハーバード大学に通っていた。ハーバード大学は1928年に設立され、主に中国学を研究してきた燕京研究所があり、これまでに中国を含むアジア各国から2,000人以上の研究者を受け入れるなど、中国との交流が深いことで知られている。
天然馬鹿を擁護する心底馬鹿
更に、同紙は『長年にわたり、中国は他のどの国よりも多くの留学生を米国に送り込んできた。そうした教育分野での深いつながりが、地政学的対立の増大によって見直されようとしている。米中はこれまでも、貿易やハイテク産業で激しい競争を繰り広げている。』とあります。
ライバル国に対して、みすみす防諜の場を提供する行為は【天然馬鹿】がすることです。
- 防諜活動(中国にとっては、米国や西側諸国から情報・技術等を盗み出す事)の取っ掛かりは、米国のエリート大学院へ留学することから始まります。大学院は自称エリートでリベラルな西側若者が多く、物的なもの以外に人的交流を獲得する(スパイ)最も簡単な手段です。
- 学生資格を簡単に得られて、各種特権の保護も手に入れやすいのが留学だからです。