2024/09/17 取引詳細 90,647,070円 140.64円/$(日本株-48,212円)
資源・原油銘柄の株価上昇(FOMCを前にして、売り方の買戻し)が見られました。但し、高配当銘柄である原油の「BRY ベリー」は売られていたこともあり、買い進みました。
ドル/円の為替動向は一時139円台へ上昇するなど、「低金利で、購買力が弱い円貨」を買う動き(ドル売り)が強まっています。以下、米国金利の予測記事を紹介します。
私が思うのは、金利なんぞ下げられるだけ下げて、インフレがひとたび昂進すれば、金利を再び上げればいいだけの話。金を借りている奴等なんぞ、保護する必要などないよ。
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米資産運用大手ブラックロック(BLK.N), opens new tab傘下のブラックロック・インベストメント・インスティテュートは16日、米連邦準備理事会(FRB)は債券市場が予想するほど大幅な利下げを行わない公算が大きいとの見方を示した。米経済が底堅く、インフレが引き続き高止まりしているためとした。
フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、今年の利下げ幅は約120ベーシスポイント(bp)、2025年末までに合計250bpになると予想されている。
同社は、これほどの規模の金利引き下げ予想は、行き過ぎた景気後退懸念と、インフレの持続的低下への期待を反映していると指摘。しかし、インフレの鎮静化は一時的になものとなる可能性が高いとの見通しを示した。
さらに「労働力の高齢化、財政赤字の継続、地政学的分断などの構造変化の影響により、中期的にはインフレと政策金利は高止まりするだろう」とした。同社は短期的な米国債の見通しについてアンダーウエートとしている。
FRB大幅利下げ観測一段と高まる、前NY連銀総裁が新コメント
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 16日の短期金融市場で、米連邦準備理事会(FRB)が17─18日の会合で0.50%ポイントの大幅利下げを決定するとの確率が約60%と、前週末の45%から一段と上昇した。
FRBの大幅利下げ観測を背景に、外国為替市場でドル/円が140円を下抜け、一時139.58円まで下落した。 もっと見る
FRBは今回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定するとの見方が大勢。これまで利下げ幅は0.25%ポイントになるとの見方が優勢だった。ただ先週、ニューヨーク連銀のダドリー前総裁が0.50%ポイントの利下げを実施する強い論拠があるとの認識を示したほか、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)と英紙ファイナンシャル・タイムズ(FT)が0.50%ポイントの利下げが実施される選択肢はなお残っていると報じ、大幅利下げ観測が高まっている。 もっと見る
この日はダドリー氏がブルームバーグ・ニュースの論説記事で、FRBは今回の会合で大幅利下げを決定する必要があるとの見解を改めて表明。FRBが担う物価安定と最大雇用という2つの責務に一段の均衡がみられていることは、金融政策が景気を冷やしもせず過熱もさせない中立的なものであるべきことを示していると指摘。「短期金利は中立水準を大きく上回っている。この差をできるだけ早く是正する必要がある」と述べた。
コンベラのグローバル・マクロストラテジスト、ボリス・コバチェビッチ氏は、金融政策の波及に時間がかかることを踏まえると、利下げ幅はそれほど重要ではないと指摘。ただ「0.50%ポイントの利下げが決定されれば、市場にまだ知られていない情報をFRBが入手している可能性があり、米経済が景気後退(リセッション)に陥るリスクが現時点での織り込みより高い恐れがある」と述べた。
すると、株式市場は下がるんじゃ・・・。
