世界のクラウド・サーバー事業が絶好調...

 先端企業は「自前のクラウドネットワーク」から毎月課金を得て、安定的に業務を遂行しています。GAFAMに右に倣えのAIや通信企業が「挙って」データセンター(通信網)整備に勤しむのは、一度取り込んだ企業のネットワーク資源は月々の安定した利益を自社にもたらしてくれるからに他なりません。
 本音を言えば、ここまでクラウドシステムが浸透するとは思っていませんでした👋

よだれが落ちる毎月課金システム : データセンター業

 『毎月の自動的な課金システム』で『定期安定収入を得られる』からです。嘗て、2法人を設立して自前のレンタルサーバー業を勤しんでいた私ゆえ、これを堂々と主張できます。レンタルサーバー業は【濡れ手に粟】なのです。規模が大きくなればなるほど【恩恵は増大する】のです。仮想空間内に賃貸ワンルームマンションを建築して、独身者へ賃貸ししているのと同じです。

世界のクラウド・サーバー事業が絶好調...

一昔前は、自前の専用サーバーを持つことがステータス

 西暦2010年前後までは、企業が安定したインターネット環境を手に入れたいなら『専用サーバー』の設置、それも日本国内に機器を設置するのがベターでした。
 僅か数メガバイトのコンテンツを発信するだけ、得意先やユーザーからメール送受信を得るが為に、年間保守料込みで100万円の支出は序の口でした。弊社は、この時代に『美味しい思い』をさせていただいたのです。

今は専用サーバー不要、クラウドサーバーでOK...

 クラウドサーバーを言い換えると、嘗ての『共有レンタルサーバー』そのものです。但し、次の箇所が大きく異なります。嘗ての共有サーバーは赤の他人の使い方次第で、真っ当なユーザのWEBコンテンツが影響を受け、サーバー機器の稼働が不安定になります。それを避ける意味から、企業は値が張る『専用サーバー』を契約したものです。

今や...

 今のクラウド・サーバーシステムは、1台のサーバー機器の稼働状況が不安定になると、瞬時に他サーバーへと『たこ足』が伸びます。もちろん、データの消失等は皆無です。自社コンテンツデータが何処の何台のサーバーに格納されているのか不明です。
 貴方がWEBコンテンツを更新すると同時に、OSはコンテンツデータを【輪切り】にして、世界各地のクラウド・サーバー機器(ハードディスク)へ向けて送信、データ類を保存します。

自宅の防犯カメラ画像も...

自宅の防犯カメラ画像も...

 小さなところでは、ご自宅の防犯カメラ動画・画像の保管にも、クラウドシステムを利用している業者がほとんどです。このように分析していくと、BIGテックが数兆円を費やして「データセンターを整備する」のは、今後を見据えた『真っ当な企業活動』なのかもしれませんな...。