2026/01/30(金) 詳細 903,211ドル・138,110,064円、損益額 36,043,082円、152.91円/$
次の本日付ブルムバーグ紙の記事が全てを語っています。
いつでも米株は買い場である...
29日の米国株市場はS&P500種株価指数が小幅安。人工知能(AI)への巨額投資が資本に見合う成果を生むのかとの懸念から、一時大きく下げていたが、終盤にかけて押し目買いが入った。S&P500種は一時1.5%安となる場面もあったが、景気敏感株の上昇で下落分をほぼ取り戻した。
- S&P500種株価指数/ 6969.01/ -9.02/ -0.13%
- ダウ工業株30種平均/ 49071.56/ 55.96/ 0.11%
- ナスダック総合指数/ 23685.12/ -172.33/ -0.72%
- メタ・プラットフォームズは10%高。決算で堅調な見通しを示し、支出計画への懸念が和らいだ。
- マイクロソフトは10%下落と、2020年以来最大の下げとなった。AI投資の回収に時間がかかるとの懸念が広がった。
今は、典型的な買い場?
ナベリエ・アンド・アソシエーツのルイス・ナベリエ氏は、「これは典型的な買い場のように見える」と指摘。「主要指数はいずれも底値から反発している。ボラティリティーは明らかに高まっているが、それでもトレンド自体は依然として前向きだ」と語った。今年、AI関連の社債急増が見込まれる...
ウォール街ではAI関連プロジェクトの資金調達に向けた社債発行の急増が見込まれており、2月の発行額は過去最高に達する可能性がある。ただ、過度な楽観に対する警戒感もくすぶり続けている。IBMは好調な決算を受け、ドル建てとユーロ建ての社債を発行する。2026年はテック業界で資金調達が相次ぐとみられている。一歩調子では、株で儲けが出ない
「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる巨大テック企業は、過去3年の大半で株式相場をけん引してきた。しかし2025年末にかけて流れは反転。ウォール街では各社がAI開発に投じている数千億ドル規模の投資や、いつリターンを生むのかに対して懐疑的な見方が強まった。AIへ「経営者 対 投資家」の目線対決
フォレックス・ドット・コムのファワド・ラザクザダ氏は「AI主導を前提とした一方向の賭けは、過密状態に見え始めている」と指摘。「AIというテーマが、期待したほど即座に高い利益を生まないのではないかという不安が投資家の間に広がりつつある」と述べた。(ブルムバーグ)
*私なりに極論すると、経営者目線は「AIに乗り遅れるな」ですが、ファンド投資家目線は「悠長には構えていられない。いつまでに利益が出るのだ?」である。
この相違点で「時間差」が生じているのだと見ている。解はこの半年から1年程度に現われる。 直ぐには何も判らない。プロなら「両天秤が必要」である...。
株買いで「株価を高値に引き上げたから」...
ミラー・タバクのマット・メイリー氏は、「投資家が売りに出ているのは、半年前に期待していたほどAIテーマの投資で利益を上げられないと気づき始めたからだろう」と分析。「投資家は過熱しているAIトレードの評価を見直しており、ポートフォリオにおける大型テック株の配分調整を進めている」と語った。22Vリサーチのデニス・デブシェール氏は「AIというテーマ、そして今後のAI向け設備投資から誰が恩恵を受けるのかという点は、依然としてファクター別や時価総額別の投資判断を左右する最大の要因だ」と指摘。「マクロ環境はリターンの裾野拡大を後押ししているが、リターンを主導してきたのはAI関連のテーマだ」と述べた。(ブルムバーグ)
*言い換えると、ファンド投資家達は自らの株買いで「当該株式の株価を高値に引き上げて、買い方が続かなくなった」。このままでは「高値掴みで資金を寝かせてしまい、利益を得られない」ので、「下げ相場を演出して利益を貪る」ことを目指しているだけです。
いずれ、彼らはBigテック株へ回帰して来ます。確実に利益を出せる企業で、時価総額が半端ないところはそうそうないですから…。
倍増のメタ株は急伸する不思議さ?
メタは今年の設備投資を最大1350億ドルに約倍増させる方針で、AIへの全賭けと言える動きだ。テスラは今年、AIや自動運転車、ロボット開発などに200億ドルを投じる計画で、これはウォール街の予想のほぼ2倍に相当する。さらに最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏が率いるxAIにも20億ドルを追加投資する。
一方、マイクロソフトでは支出が過去最高水準に膨らむ中でクラウド事業の売り上げの伸びが鈍化し、AI投資の回収に想定以上の時間がかかるのではないかとの懸念が広がった。M365 Copilot、有料契約数が増加
サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会議で、オフィスワーカー向け主力AIツールの「M365 Copilot」の有料サブスクリプション契約数が1500万件に達したと説明。同サービスの導入がマイクロソフトの大規模な法人顧客基盤の中で広がっていると付け加えた。(ブルムバーグ)
*これをコメントしたのはMSのCEOさんですが、積極的に誰も取り上げなかったようです。ファンド連中の協力者は「売りが至上命令」ですから不要なのです。更に、締めは次のようなコメントでした。
次の投資先は、AIを利用する側の業態
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのウルリケ・ホフマン・ブチャディ氏は、「クラウドでの収入の伸びを通じてAIの収益化を測ることに加え、AI導入による生産性向上の兆候がますます明確になってきている」と指摘。その上で、「過去のあらゆるイノベーションサイクルと同様に、今後はAIを支える側から活用する側へと主役が移っていくとみている。AIを活用して業績を改善できる企業は、財務上の具体的な恩恵を享受するだろう」と語った。
AIの恩恵を受ける企業は、バリューチェーンの中でも知能やアプリケーションの分野にとどまらず、金融やヘルスケアといった他のセクターにも「広がっていく」可能性が高いと、同氏は指摘。
「したがって、AIによる技術革新は今後数年にわたって株式リターンを押し上げ続けるという見方をわれわれは維持している。投資家はバリューチェーン全体にわたって投資対象を広げるべきだ」と結論付けた。(ブルムバーグ)
*今後、我々アナリストの仕事は、AIに取って代わられて無くなるどころか、大きく取り扱い範囲も増加するに違いない。何故なら「匙加減を発揮して、素人投資家を誘導する術を心得ているから」だと...。
編集後記
まさに、MSFT株へ執拗な売りはトピックスであり、今後はBigテック株へ少なからず投資形態が変貌するやもしれません。いや、守銭奴ファンド投資家達は、AIを利用する側に焦点を当てて「今、対象株式を買い進めている」に違いないです。
しかし、いざ蓋を開けてみると、その企業体は莫大な利用料等をせっせとBigテック企業へ支払う羽目に陥り、GAFAM企業は濡れ手に粟を掴み続ける。トップ企業は不滅だ。


