米国株の損益額の計算式
簡単そうで「なかなか奥が深いのが損益額の計算」です。対話型「AI」によると、次の式で求めることが出来ます。
損益額=現在の時価評価額−取得原価損益額=現在の時価評価額−取得原価現在の時価評価額: 保有資産の現在の市場価格に、保有数量を乗じた金額です。
取得原価: 資産を購入したときの合計費用(購入価格×数量)を指します。
現在の時価評価額 = 1,200円 × 100株 = 120,000円
取得原価 = 1,000円 × 100株 = 100,000円
■この場合、損益額は次のようになります:
損益額=120,000円−100,000円=20,000円損益額=120,000円−100,000円=20,000円
■逆に、株価が800円に下落した場合は、損益額は次のようになります:現在の時価評価額 = 800円 × 100株 = 80,000円
損益額は、現在の時価評価額から取得原価を引くこと...
損益額の定義
- 損益額とは、保有している資産の現在の市場価格とその取得価格との差を示す数値です。
- これにより、資産がどれだけの利益を出しているのか、または損失が出ているのかを把握できます。
- 損益額は「未実現損益」とも呼ばれ、実際に資産を売却するまで確定しない理論上の利益や損失です。
損益額の計算式
■損益額は以下の式で計算されます:損益額=現在の時価評価額−取得原価損益額=現在の時価評価額−取得原価現在の時価評価額: 保有資産の現在の市場価格に、保有数量を乗じた金額です。
取得原価: 資産を購入したときの合計費用(購入価格×数量)を指します。
具体例
■例えば、ある株を100株、1株あたり1,000円で購入したとします。その後、株価が1,200円に上昇した場合、現在の時価評価額は以下のように計算されます:現在の時価評価額 = 1,200円 × 100株 = 120,000円
取得原価 = 1,000円 × 100株 = 100,000円
■この場合、損益額は次のようになります:
損益額=120,000円−100,000円=20,000円損益額=120,000円−100,000円=20,000円
■逆に、株価が800円に下落した場合は、損益額は次のようになります:現在の時価評価額 = 800円 × 100株 = 80,000円
■この場合の損益額は:
損益額=80,000円−100,000円=−20,000円損益額=80,000円−100,000円=−20,000円
損益額=80,000円−100,000円=−20,000円損益額=80,000円−100,000円=−20,000円
まとめ
損益額の計算は、投資判断を行う上で非常に重要。資産の現在価値を把握し、利益や損失をリアルタイムで確認することで、適切な投資戦略を立てることができます。外国株である場合、円貨換算が必要!
米国株(外国株)の場合は、損益額を日本円に置き換えて清算します。特定口座を契約している場合、米国株を売買する度に、売買日の14時30分時点の外国為替値(****円/ドル)を基準に、売買時の為替値が記録されます。
SBI証券の場合、当日の為替値は「口座管理」ページで次のように記載されています。あくまで「参考為替レート」なので、銀行間で行われているTTBやTTSとも異なります。
ドル通貨ベースでは損益がマイナスであっても、円貨換算値では損益がプラスとなっていれば、譲渡益に対する源泉徴収税が徴収されます。
事例
次の事例で解説します。BHP株を売却すると「上図のドルベースでは、0.05ドルの利益」が生じていますが、「下図の円換算値では2505円の利益」が生じています。これは、現行のドル・円為替値よりも『円安』となっていた時に、BHP株を購入したからです。
編集後記
証券会社の米株WEBページは、一般的に「ドル表記」が既定値でデータ表示されています。「円換算値」へ切り替えオプションも用意されているので、せいぜい活用するようにしましょう。
