今週は、米BIGテックの決算発表が続く...

 兎に角にも今週は、マイクロソフト(MSFT)、アマゾン(AMZN)、アップル(AAPL)、アルファベット(GOOG)、メタ(META)が、四半期(7-9月)決算を発表する予定です。投資家は、これらビッグテックが「AIブーム」に伴う高い期待に応え続けることができるか否か、この一点に注目しています。
 (メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、アルファベットは現地時間の水曜日、四半期決算を発表し、アマゾンとアップルは同木曜日に発表)

今週は、米BIGテックの決算発表が続く...

 そして、投資家の期待に適い続ける四半期決算であり、CEOによる記者会見の席上では「2025年の決算見通し」と「2026年の業務遂行見通し」が、期待に添い遂げるものであると投資家は確信しています。
 この期待が先週末のBIGテック株の高騰、更に世界各地で今日もBigテック株が株式市場を引っ張っている状況になっています。

Yahoo版生成AIによるGoogleへのコメント

 アルファベット(GOOGL)は、AIブームの持続可能性が懸念される中、他のハイテク大手とともに今週第3四半期の決算を発表する準備を進めている。今年の株価は37%上昇したにもかかわらず、高い期待と規制圧力の中でアナリストは同社の評価について意見が分かれている。売上高は13.2%増999億1,000万ドルになると予想されている。

Yahoo版生成AIによるAmazonへのコメント

 アマゾンは今週第3四半期の収益を発表する予定の「マグニフィセント7」テクノロジー大手の1つであり、AIの進歩により11.9%の収益成長が見込まれている。市場が連邦準備制度理事会(FRB)の利下げの可能性を予想する中、AIバブルへの懸念が迫っている。
 アマゾンは大幅なリストラを進めており、効率を高め、AIの進歩に適応するため、史上最大の3万人の人員削減を発表した。

Yahoo版生成AIによるMicrosoftへのコメント

 マイクロソフトは2026会計年度の第1四半期の決算を発表する準備ができており、アナリストは調整後利益が11%増の1株あたり3.68ドルになると予想しています。この結果は、AIバブルとより広範な経済的影響に対する懸念の中で綿密に精査されることになる。アナリストは前年同期比15.1%の収益成長を予想しています。

Yahoo版生成AIによるMetaへのコメント

 Meta Platformsは、第3四半期の収益を報告する予定で、売上高は22.1%増の495億5,000万ドルになると予想しています。同社はまた、テキサス州での新たな太陽光発電プロジェクト契約により再生可能エネルギー分野でも進歩を遂げており、持続可能性への取り組みをさらに強化しています。

メタプラネット、発行済株式の13.13%・750億円上限に自社株取得枠

  メタプラネットは28日、発行済み株式総数の13.13%に当たる1億5000万株・750億円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表した。取得期間は10月29日から26年10月28日。
  メタプラネットはビットコインの購入を主要事業とし、28日時点で約5400億円相当を保有している。市場のボラティリティーの高まりなどから、同社の株価が本源的な価値を十分に反映していない状況にあると認識し、資本配分政策の一環として取得枠を設けたという。
  また、機動的にビットコインを担保とした借り入れができるクレジット・ファシリティー契約(上限5億米ドル、約764億円相当)をカストディアン(有価証券の管理を行う金融機関)と締結することを決めた。調達資金はビットコインの追加取得や自社株取得などに充てることが可能としている。(ロイター)

(参考)Yahoo版生成AIによるベライゾンへのコメント

 ベライゾンは、競争と加入者減少の中でアナリストが株価を引き下げるため、課題に直面している。それにもかかわらず、同社は6.71%の配当利回りを提供しており、収入重視の投資家にとって魅力的です。

物足りなさを実感しましたか?

 悲しいかな、今時点の「生成AIの分析力」はここまでです...。

LSEGデータに拠る「第3四半期決算値」は...

 7-9期のマイクロソフトは14.9%、アルファベットは13.2%、アマゾンは11.9%、メタは21.7%の増収が見込まれています。但し、マイクロソフトを除けば、過去10年間で最も低い伸び率となる見込みです。

クラウド部門だけを見ると...

 マイクロソフト・アジュールの売り上げは同期間に38.4%増加し、グーグル・クラウドは同30.1%、アマゾン・ウエブサービスは同18%と見込まれています。

編集後記

 世界の株式市場では「BIGテック株万能の時」を迎えています。テック株や半導体株、そしてこれらに繋がる銘柄は買われて株価が伸張し、日々平均株価指数を釣り上げています。
 その他銘柄はトントンか、資金確保のために「売られているのが現状」です。まぁ、ここんところが狙い目なのですが...。