2025/10/29(水) 詳細 818,595ドル・124,472,256円、損益額 25,804,081円、152.056円/$

連日、3大株価指数が最高値を更新!

 28日の米株式相場は4日続伸大手ハイテク株が買われ、主要指数は再びそろって最高値を更新した。強気相場をけん引してきたハイテク各社の利益成長を、人工知能(AI)が引き続き支えるとの観測が広がった。
  • S&P500種株価指数 6890.89 対前日比15.73、 0.23%
  • ダウ工業株30種平均 47706.37 対前日比161.78、 0.34%
  • ナスダック総合指数 23827.49 対前日比 190.03、 0.80%

アップルの時価総額、4兆ドル(約608兆円)突破...

  S&P500種株価指数の構成銘柄の多くがこの日は上げ一服となる中、大手ハイテク株は上昇を続けた。マイクロソフトはオープンAIと新たな契約を結び、同社の持ち分27%を取得する。アップルは一時、時価総額が4兆ドル(約608兆円)を超えた。

大手ハイテク5社、S&P500種の時価総額の約4分の1

  29日と30日には大手ハイテク5社が決算発表を行う。この5社でS&P500種の時価総額の約4分の1を占める。各社の巨額投資は今後も続き、最終的にはそれが実るのか、市場は探ることになる。

  eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏は「ハイテク大手はAI関連のテーマが健在であることを投資家に繰り返し示してきた。過去数カ月に発表されたディール件数を踏まえると、ウォール街がこの戦略を評価する限り、このシナリオは続く可能性が高い」と述べた。
 
 ハイテク大手7社で構成する「マグニフィセント・セブン」の指数は1.3%上昇した。(ブルムバーグ)

利下げ、ほぼ確実視!

 29日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合では、利下げがほぼ確実視されている。後は、連邦準備制度理事会(FRB)が「バランスシート縮小をいつ停止するのか」明確な見通しを得たいとのムードが強い。 

但し、市場は買われ過ぎ、行き過ぎの領域に...との懸念

  • S&P500種の時価総額の大部分をマグニフィセント・セブンが占めていることを考えると、これら企業の決算のいずれかでも失望を誘うものがあれば、相場は下落する、ないし次の材料が出るまで当面レンジ相場が続く可能性がある。
  • 複数の時間軸で見て、市場は再び買われ過ぎ、行き過ぎの領域に入っている。2025年末までに5-10%程度の調整が入る可能性を警戒している。
  • 過去数カ月に見られた株式相場の力強い上昇について、少なくとも足元でファンダメンタルズを上回るペースになっているのではないかと懸念する投資家が増えている。マグニフィセント・セブンが今週発表する決算が、こうした見方を裏付けるのか、それを覆すのかを示す機会となる。
  • マグニフィセント・セブンは利益予想を達成できる状態にある。これら企業の現在のバリュエーションや規模、市場全体への影響力を踏まえると、投資家が今週以降に最も注目するのは、その見通しや今後の収益性に関する見解となるだろう。
但し、市場は買われ過ぎ、行き過ぎの領域に...との懸念

金(ゴールド)は続落...

 投資家のリスクを取る姿勢が強まり、安全資産とされる金(ゴールド)は続落...。NY商品取引所(COMEX)で取引の中心である「12月物は前日比36.6ドル(0.9%)安の1トロイオンス3983.1ドル」で取引を終えた。

2025/10/29(水) 詳細 818,595ドル・124,472,256円、損益額 25,804,081円、152.056円/$

2025/10/28 日本株保有状況リスト

編集後記

 昨今、日々の金融記事には必ずAIを称賛するベタベタ記事が絡んでいる。「これ以上ない程の言葉で、お抱え記者が、御用出版社が、並べる記事は事実であっても形容詞、副詞がナメクジのように隙間があれば這い進む...。」