オラクル株の急騰は「起債の為」だったとは...
大手ハイテク株の株価急騰劇の「突撃隊長」になっているオラクル株。しかし、何のことはない。その横っ腹には、オラクル社が起債(資金調達)するための『露払い』『話題作り』が渦巻いていた。大型銘柄の株価が1日で30%も急騰するなんぞ、そのように解釈されても致し方ない...。
案の定、金貸し連中のチカラ相場で、底辺に「カネ儲け」が絡んでいた訳だ!劇場の主幹事には、悪の権化である米銀が連なっている。そもそも、この株価高騰は「怪しい」動き・劇場化だった。
編集後記
ソフトウエアメーカーの米オラクルは、24日に投資適格債市場で150億ドル(約2兆2300億円)の調達を目指す。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
起債は7本立てで、希少な40年債も含まれる見通し。関係者らは、詳細は非公開だとして匿名を条件に語った。40年債については、同年限の米国債利回りに対する上乗せ幅の参考条件が約1.65ポイントだという。オラクルにはコメントを求めて連絡を取ったが、これまで返答を得られていない。
主幹事はバンク・オブ・アメリカ(BofA)、シティグループ、ドイツ銀行、ゴールドマン・サックス・グループ、HSBCホールディングス、JPモルガン・チェースが務める。(ブルムバーグ紙)
編集後記
ひと山儲けさせる手立てとして『数カ月にわたるタバコ株の急騰』も仕組んでいたかも知れないな。ここ数日、BTI株の売り(株価急落)は腑に落ちません。
嘗て、住宅ローン(サブプライムローン)で散々な目に遭った米国、欧州や日本...。次は、マイカーローンがターゲット化して、世の話題に上っています。カネ貸野郎が休むことなく動いています。【米国株】AI株ラリーに見えてきた「キナ臭さ」に注意しよう