2025/08/26(火) 詳細 803,221ドル・118,714,452円 147.798円/$

 割と長い期間、高値圏に張り付いている米国株ですから、週明けの月曜日は「一旦、利確売り」が盛んになったようです。
 「27日、エヌビディアの決算発表」で株式市場に弾みが付くのか否か、俄然注目されているところです。
 ビッグテックのデータセンター構築熱が衰えるどころか益々盛んなこと。メタはライバルのグーグルに自社システム完成まで支援を求める始末ですし、部外者が心配し過ぎることもないのかも…。
 中国シンパのアナリスト達が中国半導体の出来の良さを盛んにアピールしています^^。
 25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比349ドル27セント安の4万5282ドル47セントで終えた。ナスダック総合株価指数は反落し、前週末比47.243ポイント安の2万1449.29で終えた。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に先週末に最高値を更新した後で、主力株に利益確定の売りが出た。エヌビディアの決算発表を27日に控えて様子見の投資家も多かった。(日経新聞)
 FRB議長パウエル氏の「利下げ志向」が、ようやく明らかになったところですが、9月会合までの道のりが長く、公表される経済・市況データ次第では、「現状維持」に翻意する可能性もあることでしょう。
 FRBのパウエル議長は22日の講演で利下げを再開する方針を示唆した。
 市場では9月に利下げが始まるとの見方が多く、同日のダウ平均は846ドル高と大きく上昇。8カ月半ぶりに最高値を更新した。
 25日は高値警戒感が意識され、主力株に目先の利益を確定する売りが出た。(日経新聞)
 トランプ氏、次は「輸入家具に関税賦課」すると発表しました。まさに、儲かるものなら何でもアリ、正気の沙汰ではありません。
 味を占めたクマが再三再四、人家に忍び込んで来るが如く、始末に負えない手負い熊です。
 利下げ期待が高まる一方、トランプ米大統領の関税政策が今後、本格的にインフレ圧力を高めるとの警戒は根強い。
 トランプ氏は22日夕、輸入家具に分野別関税をかけるための調査に着手したと発表した。
 ダウ平均の構成銘柄ではないが、ウェイフェアやRHなど輸入家具を販売する銘柄に売りが出て投資家心理の重荷になった。(日経新聞)
 債券市場は『インフレ胎動』を微妙に感じているので、思ったほどに金利が低下していません。関税を掛けまくったら、物価が上がるのは当然ですからね…。
 これから、海外の生産者が反撃に回ることでしょう。そろりそろりと関税相当分を商品価格に載せて、販売価格を引き上げるのです。
 米債券市場では金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが8月に入り大きく低下した一方、20年債や30年債といった年限の長い債券の利回りはほぼ横ばいとなっている。
 「インフレ懸念が映し出されている」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との指摘がある。
 FRBが利下げを急ぐかどうかは今後の雇用・物価指標を見極める必要があるとの指摘もある。(日経新聞)
海外生産者の反撃が始まる...


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