証券口座への不正取引の実例...その5

  ネット証券最大手であるSBI証券において、不正操作をユーザーに強いて「IDとログインパスワード」を取得する詐欺が横行しています。今日、次のようなメールが届きましたので、一例として紹介します。

  • メールタイトル : 【緊急対応必須】口座のセキュリティ設定未完了|10,000円進呈|SBI証券
  • 送信元メールアドレス : SBI証券 <sales@cmzkesq.com>
  • メール内容 : 次のとおり
証券口座への不正取引の実例...その5

◆所感

 頻繁に、このようなメールが素人投資家へ送信されて来るということは、最早、本家のSBI証券は「メールアドレスで顧客宛てに情報伝達できない」状態となっているに等しいでしょう。本文が全て偽造ではなくて、一部分だけ偽造処理が施されていて、誘導される構図となっています。これでメールアドレスを引き続き、利用することは危険です。是非とも『ワンタイムパスワード』の利用を証券会社にお願いしたいです。