『米株とドルの反発は、売りの好機である』との囁き…

  このタイトルは、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストが発したものです。言い得て妙な指摘なので取り上げました。推奨事由としては、『持続的なこれら上昇を支える条件が欠けているから...』と、投資家に警戒を促しています。

こんなやわでは、そもそも投資する価値のない国である...

 私自身は、米国第一主義なので他国への投資は見向きしません。何故なら、表面的には「新制(トランプ政権)米国は一時的に瓦解している」ようですが、こんな短期間で萎れてしまう程『米国はやわではない』と確信しているからです。以下、記事を引用します。

『米株とドルの反発』は、売りの好機である...

  1. 持続的な上昇の条件が整っていない、「戻り売り」勧める
  2. ドル下落は最も明確な投資テーマ、米国例外主義はピーク越えた

 米国株とドルの反発局面は売りの好機だと、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストが指摘した。持続的な上昇を支える条件が欠けていると警戒を促した。

 マイケル・ハートネット氏率いるチームによれば、ドルは長期的な下落局面にあり、米資産からの資金流出はさらに続く見込みだ。このトレンドが反転するには、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ開始、米中間の貿易合意の成立、米国の個人消費の底堅さ持続が必要だという。

 現在の重要な支持・抵抗水準は、【S&P500種株価種指数で言えば50週移動平均近辺の5690程度】であり、これを明確にブレイクするには前述の条件が満たされることが必要だとストラテジストは分析した。

 トランプ米大統領による強硬な貿易政策を受けて米株とドルは下落してきた。S&P500種は2月の高値から一時19%下落し、その後半分ほど回復。ブルームバーグ・ドル指数は年初来で6.3%下落している。

こんなやわでは、そもそも投資する価値のない国である...

 ハートネット氏は「ドル下落は最も明確で分かりやすい投資テーマだ」とし、米国例外主義は中国の人工知能(AI)新興企業DeepSeek(ディープシーク)の登場でピークを迎えたと指摘。また、トランプ氏の政策が欧州の財政支出拡大を引き起こし、関税発表がグローバリゼーション後退の始まりとなったとも論じている。

 「ドル安は、利回り低下とともにゆっくり進行するか、利回り上昇とともに急激に進行するかのいずれかだ」とし、「現在の金価格高騰がドル下落の兆候を明確に示している」と説明した。ハートネット氏は、ドル安トレンドの中でコモディティー、新興国市場、中国のテクノロジー株、欧州・日本の銀行株など米国以外の資産への配分を増やすことを勧めている。

元記事 : 米株とドル反発は売りの好機-BofAハートネット氏 - Bloomberg




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