今週は3月期の最終週。米株への資金流入が焦点に...

 第1四半期(1~3月)の最終週に当たる今週は、年金基金などから大規模な資金が流入する可能性があります。相場は上がりづらいと思われる局面で、「モンスター・インフロー(巨額の資金流入)」による十八番(おはこ)の急反発となるか、に市場関係者の関心が高まっています。

今週は3月期の最終週。米株への資金流入が焦点に...

トランプ氏当選後の第二弾...

 トランプ大統領が政策を修正して株安に歯止めをかける「トランプ・プット」はみえない一方、パウエル議長が率いる米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測も力を持たない中、市場は混乱の中で第2四半期(4~6月)に突入するのか、ワクワクする展開が予想されます。

エヌビディア製チップの引き合いが続き、在庫が払底...

 中国の大手サーバーメーカー、H3Cは、米国の輸出規制対象になっていないエヌビディアの最先端AI(人工知能)チップ「H20」が不足する可能性を顧客に警告しました。中国テック企業のAI分野への積極投資を阻む可能性があります。

 H3Cは、ロイターが閲覧した25日付の顧客への通知で「H20の国際的なサプライチェーン(供給網)は多大な不確実性に直面している」と述べ、現在の在庫は払底していると明らかにしています。

 4月中旬までに新たな出荷を見込むと述べた。世界貿易と主要材料の供給を揺るがしている地政学的緊張が不確実性の原因だと指摘したいます。

 4月20日以降の供給計画も、輸送の問題や生産上の課題などに関連した不確実性があると述べた。入荷するH20チップは、利益優先の原則に基づき、より利益率の高い安定した長期顧客の注文を優先して供給するとしました。中国では華為技術(ファーウェイ)とカンブリコンがH20に代替するチップを提供しています。

米オープンAI、定額課金で利益を積み上げる...

 オープンAIは対話型AI(人工知能)「チャットGPT」で法人と消費者向けにサブスクリプション(定額課金)サービスのプランを増やしており、加入者の伸びが急成長につながっています。

 米オープンAIは、2025年の年間売上高が前年比3倍以上の127億ドル(約1兆9000億円)になると見込んでいます。昨年9月に報じられた予想(116億ドル)より上振れする見通しです。この成長の勢いは続き、2026年の売上高は294億ドルと約2倍以上になると予想しているという...。