2025/3/22 詳細 647,100ドル・96,615,250円 149.3053円/$(日本株 : +9,001円)

 ダウ工業株30種平均は小幅に反発し、前日比32.03ドル高の4万1985.35ドルで取引を終えています。なかなか株価が下がりきらない情勢でした。トランプ政権の関税政策に対する警戒感が幾分和らぎ、買い注文がやや優勢となったようです。

 大型ハイテク銘柄の一角であるテスラは5%を超える上昇となり、ボーイングは、米国の次世代戦闘機を設計・製造する契約を獲得したことが好感されて、約3%上昇しています。

株式終値前営業日比変化率
S&P500種株価指数5667.564.670.08%
ダウ工業株30種平均41985.3532.030.08%
ナスダック総合指数17784.0592.420.52%

国債直近値前営業日比(bp)変化率
米30年債利回り4.59%3.50.78%
米10年債利回り4.25%1.10.26%
米2年債利回り3.95%-1.3-0.34%
  米東部時間16時39分

■株価の最高値更新は年後半か?

 モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は、株式市場が不安定な状況は少なくとも今年後半まで続き、株価は先月に付けた最高値を下回ったまま推移する公算が大きいと指摘しています。

 「回復は段階的に進むとみられ、今年前半に最高値を再び更新することは恐らくあり得ないだろう」とブルームバーグTVとのインタビューで語りました。

■株式市場へ「モンスター級」のマネー流入が続いている