ヘッジファンド、ハイテク株の売りを加速中...
米金融大手ゴールドマン・サックスの報告によると、最近のGAFAM銘柄の株価下落は、『ヘッジファンド、ハイテク株の売りを加速中...』に拠るものと判明しています。そして、ヘッジファンドはお決まりの「中国、台湾、香港の株式市場での株買い」です。
日本市場が下落しているのも、これら地域の株価買いが加速しているからでしょう。その事由は、【トランプ政権のロシア・中国への摺り寄り】に端を発しているように見えます。まぁ、暫くはこれが淡々と推移するでしょう。
元記事 : ヘッジファンド、ハイテク株の売り加速=ゴールドマン・サックス
米金融大手ゴールドマン・サックスの21日付の顧客向けリポートによると、21日までの2週間に、ヘッジファンドは米ハイテクとメディア株を約半年ぶりとなるペースで売却した。米半導体大手エヌビディア(NVDA.O)は今週決算発表を予定しており、人工知能(AI)関連の産業の動向を示すものとして関心が集まっている。
ゴールドマンによると、AI関連とされる機器やメディア、通信機器などの株式は、ロングとショートのいずれのポジションも大幅に売られた。
LSEGによると、エヌビディアはS&P総合500種指数(.SPX)構成銘柄の中で6.3%の比重を占め、時価総額は世界2位に付ける。エヌビディアの株価はこの2年で約6.5倍となった。
ゴールドマンによると、株式ヘッジファンドは先週、ショートポジションで損失を出した一方、ロングでは利益を計上した。20日までの1週間で、銘柄選択型のファンドは横ばいだった一方、アルゴリズムを利用したシステマティック・ファンドは0.36%のリターンを得た。
一方、ヘッジファンドはアジアの先進・新興市場の株式を約5カ月ぶりのペースで買った。買いが目立つ地域としては中国、台湾、香港を挙げた。
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