2024/08/24 取引明細 88,291,728円 144.29円/$


 遂に、米国が利下げに向かいます。ジャクソンホール会議での議長講演後、「ドル・円は144円台前半まで上昇」しましたが、米国10年物債券利回りは3.8%台に止まっているので、為替動向(円高)はこれぐらいで暫くは様子見でしょう。

 逆に反転して、150円/ドル近くまで戻す可能性も高いと見ています。なお、日本の再利上げは「年内は無い」でしょう。混乱後、総裁見解を副総裁が変えたので、『市場からの信頼がなし』となりましたから…。

 8月23日、原油銘柄PBR ペトロレオ ブラジレイロ ADRの配当支払いに絡む「権利落ち日」でした。権利落ち日ゆえに同銘柄の株価も下がっていたので、33株の株買いに動きました。市場では出来高 13,702,975株の大商いでした。皆んな、考えることが同じです。
 今回の配当金は1株当たり0.386ドル、支払い日は何と3カ月先の「11月29日」です。PBRは売り上げ・利益率ともに減少していますが、PER的に安値が続いています。これは鉄鉱石のVALE株も同様で、これら2銘柄はMYポートフォリオの中心銘柄に鎮座しています。
[8.83% 外国株の税引き配当利回り]
 タバコ、資源・原油の高配当銘柄中心に外国株投資を実行しています。NISA枠を加えると外国株の税引き配当予想利回りが8.83%の最高率となりました。*(注1)超高配当であるコロンビア政府系石油会社EC エコペトロール ADRの配当予定率を50%オフとしています。(注2)日本株は同3.16%、ドル建てMMFは同3.84%です。
外貨建MMFの税金の取扱いについて教えてください : SBI証券 (sbisec.co.jp)
  • 外貨建MMFの譲渡(売却)・償還により発生した譲渡(売却)・償還差益は為替差益含め譲渡所得として20%(国税15%、地方税5%)の申告分離課税が適用されます。
  • なお、分配金は利子所得となり、分配金は月末再投資の際に、20%(国税15%、地方税5%)源泉徴収された後の金額で再投資されます。

以下、ロイター電を引用すると...

[ジャクソンホール(米ワイオミング州) 23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は23日、年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演した。インフレはFRBの目標である2%に向かいつつあるため、政策を調整する「時期が来た」とし、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに着手する可能性を示唆した。同時に、雇用市場の一段の冷え込みは歓迎されないという見解を示した。
 パウエル議長は「インフレ上振れリスクは後退し、雇用への下振れリスクが高まった」と指摘。「政策調整の時期が到来した。進むべき方向は明確だ。利下げの時期とペースは今後発表されるデータや変化する見通し、リスクのバランスによって決まる」と述べた。
 さらにFRBの「仕事はまだ完了していない」としつつも、物価安定回復に向け「かなりの進展を遂げた」とし、「インフレが2%回帰に向け持続可能な軌道に乗っているという確信が強まった」という見解も示した。
 失業率が過去1年間に1%ポイント近く上昇したことについては、主に労働供給の増加と雇用の減速によるもので、解雇の増加によるものではないと指摘した上で、FRBは「労働市場のさらなる減速を目指しておらず、歓迎もしない」と強調。「物価安定に向けてさらなる進展を遂げる中で、われわれは力強い労働市場を支えるためにあらゆる措置を講じる。政策の制約を適切に緩和すれば、力強い労働市場を維持しつつインフレが2%に回帰すると考える十分な理由がある」と言明した。

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