2024/05/01 取引詳細

・米労働省が30日に発表した2024年第1・四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比1.2%上昇し、伸びは前四半期の0.9%上昇から加速した。
・賃金・給与の上昇を背景に、エコノミスト予想の1.0%上昇を上回り、24年序盤にインフレが加速した可能性を裏付ける内容となった。前年同期比では4.2%上昇で、伸びは前四半期と並んだ。

・今日のECIの数値は、昨年の今頃から始まったインフレ鈍化が2024年の第1・四半期に失速したことを示唆する新たなデータであり、雇用コストは依然として高止まりしていて、インフレとの戦いにおいて助けにはならない。



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