バークシャー・ハサウェイ社、アルファベット株を増強する...

 世界中の投資家全員が注目する、バークシャー・ハサウェイ社に拠る規制当局への提出書類(3月31日時点における米国上場株式の保有状況。同社保有株式2880億ドルの大部分を占めている)の中で、次のような特記事項がありました。主だったものを記します。

バークシャー・ハサウェイ社、過去からの株価推移...
  • バークシャー・ハサウェイ社は、2026年1月から3月にかけて、159億4000万ドル相当の株式を購入、240億9000万ドル相当の株式を売却した。
  • Googleの親会社であるAlphabet へのへの出資比率を3倍以上に増やした。保有額は166億ドルに達し、同社の普通株式投資の中で最大規模の一つとなっている。
  • 左翼系新聞のニューヨーク・タイムズ。出資比率を2倍以上に増やし、同社株式の9.4%を保有している。WEBへの定期購読が増加していて、安定経営との噂あり。
  • 6年ぶりに航空業界デルタの6.1%の株式(3980万株)保有したこと。この銘柄は、新型コロナ発生時に株価下落で損切り売却した銘柄のうちの一つ。
  • Visa株、Mastercard株といつたバフェット好みのクレジット銘柄を売却した模様。意味不明ですが、高値売却の意味かもね...。安値になって買戻しする気なのか?
  • ネット通販大手のアマゾン・ドット・コムも全株式を売却した模様ですが、こちらも意味不明...。3/末時点では、さほど株価が高くなっていなかったような気がします。
  • 医療保険の雄のUnitedHealth株。3/31時では既に売却済みであった。なお、以前から医療保険株自体に不審を持っていて、バフェット氏が好まない銘柄の一つでしたが...。
  • 入れ込んで買い増ししていたドミノ・ピザ株ですが、株価下落が続き、同年3/末までに売却した模様。これは珍しい失敗例...。
ウォッチしている、次のようなウエブサイトもあります。
2026年1Qのバフェット氏の保有銘柄(バークシャーハサウェイの保有銘柄)

参考

 米国で1億ドル以上の株式を保有する機関投資家は、四半期ごとにSEC(米国証券取引委員会)へ「保有有価証券報告書」を提出する義務があります。

 この保有有価証券報告書を「フォーム13F(英語:Form13F)」といいます。フォーム13Fの提出期限は、各四半期末から45日以内となっています。フォーム13Fのわかりやすい解説は、以下のページに掲載しています。

 未確認情報ですが、バフェット氏の保有銘柄の動向は各方面に対して影響が多いので、他社・他捨り提出期限が遅めに設定されているとのことです。

バフェット氏とアップルCEOのクック氏

編集後記

 嘗て、身近な銘柄へ投資して「理解不能な業界株を保有しない」とか、短期派を戒める意味から「一旦投資を始めれば長期戦...」まで、判で押した感のある神様バフェット氏...。

バークシャーは、決して長期投資家ではない

 昨今、いろいろと見て行くと、結構縛られることなく、売り買いを頻繁に行っていて、超短期の投機家へと姿形を変えている時もあるようです。

バフェット氏が所有する同社株の行方

 次に、高齢バフェット氏が保有する同社株の行方です。ビルゲイツ氏の慈善団体へ同社株式を寄付して活動資金援助を行うとの合議内容が公開されています。これって、詰まる所、同社株の利確売却に他なりません。

一般人がBRK株を購入する場合...

 長期安定株としてバークシャーハザウェル社の「BRK株」を推奨したいですが、不謹慎ですが、バフェット氏死去以降の推移を確認してからでも遅くはありません。何故なら、バフェット氏死去時の遺産株の扱い、行方が同社株を決定づける可能性が高いです。