アルトリアグループ、2026年第1四半期決算...

 アルトリア・グループの2026年度第1四半期(1-3月)の業績は増収・営業増益でした。アナリスト達の事前予測値を大きく上回る決算値となったことで、市場では大きく同社株を買い戻されています。

決算内容の概要

 米国の現地時間4月30日の通常取引開始前に公開された8-K(重要事項報告書)によると、アルトリアの第1四半期決算内容は、売上高が前年同期比3.2%増の54億2800万ドル。営業利益は65.3%増の29億5600万ドル。
 営業利益率は54.5%へと向上した。因みに、前年同期は34.0%だった。1株利益(EPS・希薄化後)は1.30ドル(前年同期0.64ドル)。

アルトリアグループ、2026年第1四半期決算...

株価が上昇...

 誰もが、タバコ販売本数の減少で『減益』を想定していたのですが、さもありなん会計数値は対回同月比プラスとなったのです。では、次のロイター電を引用して紹介します。

マールボロ、売上減が緩和し追い風が吹く

 マルボロを製造するアルトリア は、市場シェアの減少ペースを鈍化させ、低価格たばこ市場への進出をさらに進めた結果、第1四半期の利益と売上高がウォール街の予想を上回った。
 同社の株価は取引開始直後に約7%上昇し、5月中旬に退任予定のビリー・ギフォードCEOにとって、円満な送別となった。

 ギフォード氏の在任期間の終盤、生活費の高騰に伴い、高価格帯の「マールボロ」を含むアルトリアのタバコ事業は、低価格ブランドに市場シェアを奪われていた。
 投資家は、マルボロのシェア減少ペースが鈍化したこと、および「ベーシック」などアルトリア独自の低価格ブランドによる追い風を好感した。

 ギフォード氏は、イラン情勢に伴うガソリン価格の高騰など、消費者の所得への圧力が、低価格たばこの需要拡大を後押ししていると述べた。
 また、米規制当局の許可なしに販売されることが多い電子タバコ(ベイプ)の人気が急上昇したことも、同社に打撃を与えている。アルトリアは木曜日、この圧力は緩和しつつあると述べた。

マールボロ、売上減が緩和し追い風が吹く

「予想を大きく上回る好決算」

 シティのアナリスト、サイモン・ヘイルズ氏はリポートで、同社の業績が予想を「大幅に上回った」ことは心強いと記し、たばこの販売数量も予想を大幅に上回ったと付け加えた。

 アルトリアはまた、紙巻きタバコと、ニコチンポーチブランド「On!」のような口腔用タバコ製品の両方の価格を引き上げることで、売上高を伸ばした。

 同時に、同社は輸出を拡大し、関連する税還付の恩恵を受けるため、海外企業向けの受託製造へと事業をシフトさせた。この動きも四半期の業績を押し上げた。

 LSEGがまとめたデータによると、同社は3月31日に終了した四半期の売上高が54億3000万ドルとなり、アナリストの平均予想である45億8000万ドルを上回った。1株当たり調整後四半期利益も1.32ドルとなり、予想の1.25ドルを上回った。

2026/04/30、株価は取引開始直後に約7%上昇...

編集後記

  配当金の受領を継続して受け取ることを主目的として「タバコ株を所有している」のですから、株価が自然発生的に上昇すると、『追加購入を継続的に行えなくなる』ため、表面的には嬉しくはありません(裏では喜んでいます)。
 まぁ、Myポートフォリオでは十分な株数を保有しているので、諦めもつくので何も問題ないです。世間的には、株価が50ドルを超えて来ると5%台の配当率を維持すのさえ困難になるから、投資先としては?が点灯します。