メタ、2026年第1四半期決算...

  メタ時間外で下落。29日の引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回った他、売上高も広告が堅調で予想を上回った。しかし、時間外取引で株価は冴えない反応しか示さなかった。

設備投資の見通しを上方修正

 これは、通期ガイダンスで設備投資の見通しを上方修正したことが嫌気されているにとに尽きる。メタ経営陣は、高度なAIシステムの開発競争に向けた「過去最大級の投資を続ける姿勢」を鮮明にしただけなのに...。

AIインフラに数千億ドル

 リーCFOは「部品価格の上昇やデータセンター関連の追加費用に直面している」と明らかにした。ザッカーバーグCEOはすでに、同社が2020年代末までにAIインフラに数千億ドルを投じる考えを示していた。しかもこれは、メモリーチップ不足による価格高騰が起きる前の方針。

メタ、設備投資の見通しを上方修正...

大規模データセンターの建設

 メタは半導体などハードウエアを巡り、エヌビディア<NVDA>、AMD<AMD>、ブロードコム<AVGO>との間でそれぞれ数十億ドル規模の契約を発表しており、自社の取り組みを支える大規模データセンターの建設を進めている。詰まる所、広告で得た利益を全て設備投資に回して、将来の「AIインフラ整備」に費やしている模様...。

決算概要

(1-3月・第1四半期)
・1株利益:10.44ドル(予想:6.64ドル)
・売上高:563.1億ドル 33%増(予想:555.1億ドル)
  広告:550.2億ドル 33%増(予想:541.6億ドル)
  ファミリーオブアプリ:559.1億ドル 33%増(予想:550.0億ドル)
  リアリティラボ:4.02億ドル 2.4%減(予想:5.08億ドル)
  その他:8.85億ドル 74%増(予想:7.41億ドル)
・営業利益:228.7億ドル 30%増
・広告表示回数:19%増(予想:16.2%増)
・広告単価:12%増(予想:12%増)
・デイリーアクティブユーザー:35.6億人 3.8%増(予想:36.1億人)

メタ、第一四半期決算内容の概要...

(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:580~610億ドル(予想:595.6億ドル)

(通期見通し)
・設備投資:1250~1450億ドル(従来:1150~1350億ドル)(予想:1231.1億ドル)
・総費用:1620~1690億ドルを維持(予想:1646億ドル)

編集後記

 メタがデータセンター建設に注力して、アテガ外れた場合、自社ネットワークで活用できる範囲なのか否か、詰まる所はこれ次第でしょう。
 29日の決算報告後、その翌日....。と、市場は容赦なく売り尽くしています。このまま終わるメタではないので、株保有者は『我慢、ひたすら我慢』です。

2026/04/29、メタの第一四半期決算報告後の株価推移データ