2026/02/04(水) 詳細 904,466ドル・140,876,864円、損益額 38,257,761円、155.757円/$
SaaS株の黙示録
「ソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)株の黙示録」と呼ぶらしい。本日のNY株式市場では、人工知能(AI)による業界破壊への不安が積み上がり、センチメントは「弱気」から「終末論」へと悪化した。このようなことがNY株式市場内で起こっているらしい。アンソロピックが法務ツールを発表...
この不安はAIスタートアップ(新興企業)のアンソロピックが法務ツールを発表したことを受けて、2月3日の株式市場で顕在化した。法務ソフトや出版関連の企業株が急落した。ロンドン証券取引所グループやトムソン・ロイターも大幅安となった。AIによる人員整理や採用抑制は大分以前から囁かれていましたが、今回は「ソフトウエアをレンタル・販売する企業の株式」が売られる展開となっています。
クロード(Claude)コワーク
数カ月前からくすぶっていたソフトウエア業界への懸念は、アンソロピックの「クロード(Claude)コワーク」ツールの1月リリースで増幅した。
プロジェクト・ジーニー
ゲーム株は先週、アルファベットの「プロジェクト・ジーニー」投入開始で売られた。S&Pノースアメリカン・ソフトウエア指数は1月、15%下げた。
もはや、買値が見えない...
「どの価格なら我慢して買うのかと顧客に尋ねても、確信のある答えは返ってこない。投げ売りが進んでも同じだ」とファヴッツァ氏は語る。「価格に構わず誰もがとにかく売りを出している」と述べた。(ブルムバーグ)
リスク箇所やリスク要因...
- AI開発企業が、迅速かつ安価でソリューションを提供できるようになる。
- 他社の参入が難しいと考えられていた業界へ、新たな競争相手が突然に現れる。
- インターネット経由で提供する企業体が最も打撃を受け易い。例えば、ソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)体のアドビ等である。
- 今まで、給与計算等あらゆる業務に深く組み込まれていて、課金型で売り上げ予測がしやすい優良企業が突然に斜陽化する。
- このため、融資や社債発行に影響が手始めている。
参考記事
- アンソロピック新AIツールで激震、ソフト株急落-市場全般に売り波及 - Bloomberg
- AI不安で囁かれる「SaaS株の黙示録」、ソフトウエアに売り浴びせの波 - Bloomberg
- ソフトウエアは死んだのか-PE大手、AIで業界一変のリスクに既に備え - Bloomberg
- ソフト業界の試練、クレジット市場でも鮮明-AI「クロード」で不要論 - Bloomberg
- 48時間で勝敗、欧州ハイテク2社の明暗-AIブームで投資家の審判 - Bloomberg
MSFT株、再び売られる...
米国株式市場では過去3年間、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる巨大ハイテク7社が主導する格好で、AIトレードが支配的なテーマとなってきた。
だが、足元ではこうした流れが後退し、物色先が市場全体に広がるとの見方が強まっている。実際に今年に入り激しいローテーションが起きており、バリュー株がグロース株を大きく上回るパフォーマンスを示している。
S&P500種の構成銘柄を時価総額加重ではなく等分にした「S&P500種イコールウエート指数」は小幅安にとどまり、ローテーションが進んだことを示唆した。(ブルムバーグ)
MSFT株を11株、追加購入...
「これでGAFAMが死んだ」となる訳ではありません。報道に騙されてはダメです。より高い位置からAIを司ることになり、利益総取り比率が高くなるのです。 Myポートフォリオでは今までどおり、これらBigテック株を中心に据えて進んで行きます。ビザ株を早期に利確売却してまで、410ドル近辺まで売られていたマイクロソフト株。今日は11株を買い込みました^ - ^。
ソフトウエア銘柄の値下がりを『好機』と見なす投資家もいる。サイコモア・サステナブル・テックのファンドはマイクロソフトが将来的にAI勝者になるとの見方から、下落局面で同社株を購入した。
BTIGのチーフ・マーケット・テクニシャン、ジョナサン・クリンスキー氏は、ソフトウエアセクターは「売られ過ぎているようだ。反発するには十分だ」と、先週の顧客向けノートで指摘。ただし「修復と新たな基盤構築には時間がかかる」と述べた。
投資家にとっての課題はAIの勝ち組と負け組を見極めることだが、現時点では判断が難しい。「最も厳しいのは、ソフトウエアが将来性の面で印刷メディアや百貨店のようになるという見方だ」とファヴッツァ氏は話す。「すべてを売る状況になっていることは、将来、非常に魅力的な機会が生まれることを示唆する。しかし2026年や27年を見渡しても上昇余地はなかなか見えてこない。マイクロソフトでさえ苦戦しているなら、破壊の直撃を受けやすい企業の今後はさらに厳しいだろう」と述べた。(ブルムバーグ)

