日鉄のUSスチール買収、米政府に『黄金株』が合意条件
何と『黄金株』を持ち出した米国側...。久しぶりに黄金株(拒否権付種類株式)なる言葉を見聞きしました。報道によると、次のとおりです。黄金株 - Wikipedia
日本製鉄の米鉄鋼大手USスチール買収を巡り、USスチールの「黄金株」を米政府に付与することが合意条件に含まれていることが分かった。トランプ米大統領と先週面談した米上院議員が米CNBCの番組で明らかにした。米政府はUSスチールの黄金株を持つことで、生産の削減など重要事項の決定に対して拒否権を発動できる。USスチールが本社を構えるペンシルバニア州選出のデイブ・マコーミック上院議員によると、合意条件にはUSスチールのトップが米国人であること、取締役会の過半数を米国人が占めることが含まれる。これとは別に、日鉄のUSスチール買収価格が1株55ドルのまま変更ないことが分かった。事情を知る関係者3人が明らかにした。
ここまで、米国政府から条件を突きつけられても、日本製鉄(株)はUSスチールを買収したいのかね? 金(マネー)だけ毟り取られることが強く懸念されるので、さっさと、手を引いた方が無難ですわぁ。