アップル、2026年第1四半期決算...

 IT大手アップルは、4月30日引け後に26年9月期第2四半期(1-3月)の決算を発表した。売上高が前年同期比16.6%増の1111億8400万ドル、純利益が同19.4%増の295億7800万ドル、希薄化後1株当たり利益(EPS)は同21.2%増の2.01ドルとなり、売上高とEPS共に市場予想を上回った。

アップル、2026年第1四半期決算...

iPhone部門が好調を維持

 部門別の売上高は、主力のiPhone部門が前年同期比21.7%増の569億9400万ドルと堅調。25年9月発売の「iPhone17」や、26年3月に発売した低価格「iPhone17e」が売上に貢献した。ケバン・パレクCFO(最高財務責任者)は、「(AI向け半導体需要の急増の影響による)供給不足がなければ、業績はさらに良かったかもしれない」と述べている、との強気の発言がある。

その他部門も市場予測を上回る

 マックPC部門は前年同期比5.7%増の83億9900万ドル、iPad部門は同8.0%増の69億1400万ドル、ウェアラブル端末や周辺機器などを含むその他部門は同5.0%増の79億0100万ドルとなり、いずれも市場予想を上回った。
 また、音楽配信や電子決済などのサービス部門は前年同期比16.3%増の309億7600万ドルとなり、四半期としては過去最高を更新している。

地域別では...

 地域別の売上高は、主力の米国(南米)が前年同期比11.9%増の450億9300万ドル、欧州が同14.7%増の280億5500万ドル、中国(香港、台湾含む)が同28.1%増の204億9700万ドル、日本が同15.1%増の84億100万ドル、中国や日本を除いたアジア太平洋が同25.3%増の91億3800万ドルだった。

次期の見込み...

 次期の第3四半期(4-6月)の見込みに関しては、売上高を前年同期比14-17%増と予想し、市場予想を上回った。

自社株買いと配当増額

 同社は、最大1000億ドルの自社株買い方針と配当増額を発表しています。株主還元に関して、怠らない姿勢を貫いています。

株価推移...

 決算発表直近のアップルの株価は、前日比0.44%高の271.35ドルと小反発した。決算発表後の時間外取引では一時売りが先行したものの、一巡後は「買いが優勢」となり、株価が4%超上昇する場面があった。

決算発表直近のアップルの株価

翌日の株価推移

 翌日の株価推移は、+8.79ドルのプラスで終結しています。開始直後、一気に株価が上昇しましたが、時間経過共に落ち着き始めました。

アップル株、翌日の株価推移は、+8.79ドルのプラスで終結

編集後記

詳細は、次の記事を参照のこと。
 老舗らしく、安定した四半期業績を報告しました。投資家は安寧した境遇に満足しているようです。