俺(私)は幸せ者に尽きる...

 私事で申し訳ないですが、かれこれ十数年前、何を決起として米株へ傾斜したのか? 今となっては定かではありませんが、某ブロガーのアドバイスから米株投資に憑りつかれ、他の投資商品(不動産、金、日本株)から虎の子資金を引き揚げて、猪突邁進した筈です。

リーマンショック、日本市場も巻き込まれる...

 リーマンショック初期段階は、ちょうど日本株への取り組み中でした。巷の報道では、米金融界の大物たちが日本へ大挙して訪れ、日本の金利引き上げを迫るなど、『日本経済つよし』の評判が立っていました。

借金漬けの企業の哀れな姿

 まさか、大混乱している米国金融へ巻き込まれるなど、誰もが思っていなかったのです。高配当を誇り、人気の欧米系不動産投資会社が、あっという間に東京市場から資金を引き上げられて(株売り)、倒産させられた苦い記憶が蘇ります。この企業は、半年前の本決算が大幅な黒字でしたが、しょせん借金漬けの企業の哀れな姿です。

超ディフェンシブ銘柄『JT』でも失速...

 あのような超大型の不景気、金融市場が大揺れになった時には、超ディフェンシブ銘柄のタバコ株であっても「ピーク時半値」まで売られるのです。
 今となっては、株価的にも・配当的にも「絶好の買い場」です。このような時、現物取引だけにして「黙って」買い込み、昼寝でもしておけば良かったのです。

禁断の『2階建て投資』に手を出す...

 しかし、意気込んでいたバカな新米の私は、信用取引を組み入れてまで「JT株にハマ」り込み、数千万円を投じる禁断の【2階建て株式投資(現物取引 + 信用取引の合わせ技)】にまで手を出したのでした。
 6カ月間の信用取引期間が迫って来ても株価が浮上せずに、下がる下る...。悪評記事も次々と出回る出回る...。証券会社からは、ご親切にも警告案内(2階建て株式投資はとても危険ですetc)までいただく羽目になっていました。

結果、1800万円の損失が確定

 政府出資のJT株でさえ底値の判断が付けずに何が投資なのか、今思えば情けない限りです。JT株を損切り撤退後、キャノン株・川崎重工業株に邁進して300万円程の損失を受けて株式市場から撤退...。手持ち資金をメチャクチャ減らして、大きく狼狽したものでした。何故なら、株価が底辺を這うように、梃子でも『一向に浮上せず』の状態だった。

最後は、円高で撃沈され「ご臨終...」

 ドル・円は90円台を推移、ユーロ・円も100円を切っている状況で、日本経済の将来も悲観一色でした。当時の日本政府は悪人代官が巣くっていた『左翼・民主党』でした。小沢さんに期待していたのですが、検察がよってかかって悪人に仕立て上げて「滅茶苦茶な世相」だったのです。安倍自民党が登場するまでのあと数年間、今の日本など夢にだに想像できない時代があつたのです。

不動産、ゴールドから撤退...

 利益率が高かった中古ワンルームマンション(リーマンショック後、1千万円以下の半値程度で購入。賃貸経営...)4室を全て利確売却、ゴールド(ピーク時の半値で購入)3キロ程度も益が小さかったですが売却して、米国株一直線へ...。

金融投資は、タイミング次第であること

 取り組み始めるタイミングと云うか、始める際の世相への見極めが大事です。いつでも、思い立った時に投資を始めるものではありません。
 私の場合、2年程、株式投資を始めるタイミングが早かったです。悪銭身に付かずの譬えどおり、あぶく銭的な資金(塀の上をふらふら歩いて稼ぐことを云う)を持ち過ぎていたので、思い通りになればといった夢想を膨らませた『2階建て投資』で破産寸前まで行きました(笑)。

今となっては...

 ドル・円の為替としては割いては気であった100円台。この円高状態で円を米ドルに換え、「ダウ平均1万2千ドル付近」で米国株へ進出したことになります。
 米国株市場では、QQQやVTI、VTと云ったETFが人気を博し始めた時分で、タイミングが非常に良くて、『人気ETFを買えば、翌日以降に株価がスイスイと上がる』。まさにイケイケドンドン状態でした。これに、PMやMO、BTIといった国際タバコ株を組み合わせて、一気呵成に「米国株オンリー」に衣替えしました。

編集後記

 米リーマンショックは既に過去の「おとぎ話」になっていますから、このブログでも話の推移がテレコとなっいることがあります。回顧録なので適当に読み飛ばしてください。
 投資に必要なのは、「投下資金の確保」が第一なのは論を待ちませんが、次に必要なのは「借金しないこと」です。
 投資タイミングの良し悪しは、投資家の強運の持ち合わせに左右されます。運を創り出すことは誰にでもできる技ではありません。もちろん私もです。私なんぞ、水の如く流れるままに生きるだけの男に過ぎないので、皆さん方に適切なアドバイスなどできず、失敗談を披露するだけです。