2026/02/10(火) 詳細 882,163ドル・137,501,834円、損益額 35,032,712円、155.869円/$

 9日の米金融市場で米国株は続伸。先週は人工知能(AI)脅威論が市場を揺らしたが、ハイテク株が再び買われ上昇を主導した。今週は重要経済統計の発表があり、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策見通しに影響するとみられる。
  • S&P500種株価指数/ 6964.82/ 32.52/ 0.47%
  • ダウ工業株30種平均/ 50135.87/ 20.20/ 0.04%
  • ナスダック総合指数/ 23238.67/ 207.46/ 0.90%
  S&P500種株価指数の株式時価総額は先週末、1兆ドル(約156兆円)余り押し上げられた。同指数はこの日も上昇し、過去最高値に接近した。最近売り込まれていたハイテク株は回復を続けている。半導体株指数は1.4%上昇、ソフトウエア株に重点を置く上場投資信託(ETF)は続伸。オラクルは急伸し9.6%高で引けた。

  ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートのサミーア・サマナ氏は「ハイテク株の一角が売りを浴びると、後に反射的な戻りが起きることが多い」と指摘。「もう一度試す必要があるのか、それとも十分な価値が生まれたのかは、時間がたたないと分からない」と続けた。

AIがソフトウエア業界に与える破壊的な影響が懸念されている

   グーグルの親会社アルファベットはAI覇権争いに向けた巨額投資を賄うためのドル建て社債の発行で、200億ドル(約3兆1200億円)を調達する見通し。調達額は当初想定の150億ドルから上積みとなる。また同社初となるスイスと英国での起債についても準備を進めている。ポンド建てには100年債の発行も含まれる見通しだ。今週は雇用統計と物価統計という重要データが発表される。
  11日に発表される1月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が6万9000人増と予想されている。当初は6日に発表の予定だったが、政府機関の一部閉鎖で延期されていた。同統計には2025年3月までの1年間を対象とした年次改定も含まれる予定で、雇用者数の下方修正が見込まれている。

  モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏は「雇用統計がまずまずの内容ならば、大きなインパクトにはならない。しかし弱い数字を材料に株価が戻ると期待するトレーダーは、不安定な相場環境では良いニュースは素直に良いニュース、悪いニュースは悪いニュースと受け止められる可能性を考えなくてはならない」と述べた。

2026/02/10(火) 詳細 882,163ドル・137,501,834円、損益額 35,032,712円、155.869円/$

  13日に発表される消費者物価指数(CPI)では、インフレ下降トレンドを再確認できるかが注目点だ。10日に発表される12月の小売売上高は、前月に続く堅調な数字が予想されている。ダウ工業株30種平均は小幅続伸、過去最高値を更新した。小型株は0.7%上昇した。

  個別企業のニュースでは、マイクロソフト株がここ1週間足らずで2度目の投資判断引き下げに見舞われた。AIがソフトウエア業界に与える破壊的な影響が懸念されている。
  欧州連合(EU)はメタ・プラットフォームズに対し、メッセージアプリ「ワッツアップ」上で他社の人工知能(AI)アシスタントの使用を認めない方針について、「市場に深刻かつ回復不能な損害をもたらす」として、改善措置を講じるよう警告した。米テック企業への規制を巡り、トランプ政権と欧州との緊張がさらに高まる可能性がある。
  イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業のスペースXは、米航空宇宙局(NASA)の月探査計画に集中するため、火星探査の計画を延期するとXに投稿した。
  ノボノルディスクは肥満症治療薬「ウゴービ」の模倣品を製造したとして、米新興企業ヒムズ・アンド・ハーズを米デラウエア州で提訴したと発表した。(ブルムバーク)

編集後記

 株式投資は「思い通りにならない」のは自明の利であって、短期の結果にくよくよしても仕方がありません。今日はハイテク株が持ち直した反面、Myポートフォリオを支えていたタバコ株が大きく売られています。次の記事などは最たるものでしょう。振り回す事しか考えていませんから...。