米国自動車ローンの現状...

 ブルムバーグ紙に「米国における自動車ローンの現状」に関する記事が掲載されていたので紹介します。大変興味深いものです。
 私個人としては、「日本での自動車ローン組込さえ経験がない」ので、他国の自動車ローンを云々できません。
 自動車ローンの金利はメチャ高いとの認識はあります。また、昨今は『残クレ』も利用者増加との報道に接したこともあります。まぁ、これぐらいでしょうか。

米国自動車ローンの現状...
  • 自動車ローンの返済額、住宅ローン以上に速いペースで拡大
  • 新車平均価格は5万ドル、新車ローン金利は現在は9%超え
  自動車ローンの延滞率が過去15年間で50%余り上昇したことが、新たな調査で調査で明らかになった。自動車価格の高騰と金利上昇が背景にあり、安全とされてきた自動車ローンは現在ではリスクの高い信用商品と位置づけられている。

  信用スコア会社バンテージスコアによると、あらゆる所得層の消費者が、毎月の自動車ローンの支払いに苦慮している。

  自動車ローンはかつて、借り手が他の債務よりも優先して返済する延滞リスクの低い債務とみられていたが、2010年以降、延滞率が急上昇している。一方、クレジットカードや個人ローンなど、他の消費者信用では延滞率が低下傾向にある。

  バンテージスコアの調査では、住宅ローンに比べて相対的に自動車ローンの返済額がより速いペースで増えていることも明らかになった。同社のチーフエコノミスト、リカード・バンデボ氏はインタビューで「自動車本体の価格と保有コストが著しく上昇している」と述べ、「過去5年間でその上昇スピードが加速している」と指摘した。

  調査会社コックス・オートモーティブによると、2019年以降、新車価格は25%余り上昇し、平均で5万ドル(約750万円)を超えている。米自動車業界調査会社エドモンズ・ドット・コムによれば、7-9月(第3四半期)における新車の平均支払い額は767ドルで、借り手の5人に1人が月額1000ドル以上を支払っている。新車ローンの金利も現在は9%を超えており、自動車の購入負担に拍車をかけている。(ブルムバーグ)

編集後記

 このような記事が掲載されたのは、カー用品製造会社が多大な債務を抱えて倒産したことに起因しています。兎角、クルマ社会(日米とも)は不透明な資金融通が罷り通っているので、自動車版サブプライム融資も囁かれているのが実情です。

日本版の残クレ

 『日本版の残クレ』の現状も一皮むけば「火の車」やも知れません。建売新居のガレージには、ベンツやレクサスの高級車が止まっていて、夫婦が出勤用に使っている光景を目の当たりにします。さぞや、高給取なんでしょう(笑)...。