メタ、10-12月期決算(第4四半期)を発表

 メタ<META>が時間外で上昇。引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を下回ったものの、広告収入が好調で売上高は予想を上回りました。
 ガイダンスも公表し、予想を上回る第1四半期の売上高見通しを示している。ただ、通期の資本支出は予想以上の支出を見込んだようです。

時間外取引で株価が急騰中...

 株価は発表直後の時間外で売りが強まったが、上げに転じて流れを加速させています。
 堅調な広告事業が、第1四半期の見通しを予想を上回る水準に押し上げ、同社がAIに過去最高水準の投資を行う余地を生み出していると評価されている模様です。
 通期の設備投資額は1150-1350億ドルになるとし、なんとも予想を超える水準を示しています。でも、時間外で株価が大幅に上昇中...。摩訶不思議です。

メタ、10-12月期決算(第4四半期)を発表

AIへ「過去最高水準の投資」...

 ザッカーバーグCEOは声明で「25年は力強い業績だった。26年は個人向けスーパーインテリジェンスの前進に注力する」と述べています。でも、時間外で株価が上昇...。
 同社は、競争の激しいAI開発競争に勝つために必要と考えるインフラ、計算能力、人材を確保するため、積極的な投資戦略を主導しており、その戦略は、AIが多くの分野で人間に匹敵、あるいは上回る能力を持つとされる理論的な到達点である「超知能」を目標に計算資源を前倒しで投入することを軸としている。(株探)

(10-12月・第4四半期)

・1株利益:8.88ドル(予想:10.37ドル)
・売上高:598.9億ドル 24%増(予想:584.2億ドル)
  広告:581.4億ドル 24%増(予想:567.9億ドル)
  ファミリー・オブ・アプリ:589.4億ドル 25%増(予想:574.7億ドル)
  リアリティ・ラボ:9.55億ドル(予想:9.63億ドル)
  その他:8.01億ドル 54%増(予想:7.19億ドル)
・営業利益:247.5億ドル
・営業利益率:41%
・広告インプレッション数:18%増(予想:12.2%増)
・広告単価:6%増(予想:9.1%増)
・1日平均ファミリーサービス利用者数:35.8億人(予想:35.6億人)

(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:535~565億ドル(予想:512.7億ドル)

(通期見通し)
・総経費:1620~1690億ドル(予想:1510億ドル)
・資本支出:1150~1350億ドル(予想:1106.2億ドル)

編集後記

 兎に角、メタ社の広告事業が見込み以上に伸びていることが、株価上昇の主因です。但し、CEO自身が「これは未来永劫的に続くものではない」と述べているように、上昇はいずれ止まり、下落することは世の流れです。
 同社は広告事業に大きく依存している。1-3月期の売上高見通しは535億-565億ドルで、アナリスト予想平均の513億ドルを上回った。
 市場ではこれまで、メタの大規模なAI投資が事業にどの程度、恩恵をもたらすかについて不安が広がっていた。
 だが、こうした懸念は28日に和らいだ。10-12月期の売上高は599億ドルに達し、市場予想平均の584億ドルを超えた。支出が拡大する一方で、こうした支出を支える中核事業が予想以上のペースで伸びていることが窺える。(ブルムバーグ)