2025/07/17(木) 詳細 700,745ドル・103,582,701円 147.818円/$

 米国株は、始まった金融機関の四半期決算を受けて「高値安定」傾向が強まっているようです。トランプ大統領の「FRB議長解任に関するコメント」で株価が上下しましたが、こんなのいつもの事ですから、さほど株式市場は気にしていません。

トランプ大統領、パウエルFRB議長の解任を打診?

日経新聞社の株式市場論評

 16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比231ドル49セント高の4万4254ドル78セントで終えた。同日発表の物価指標がインフレの鈍化を示し、買い安心感が広がった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の決算発表をきっかけに大幅高となり指数を押し上げた。

再び、利下げ期待感が高まる

 16日発表の6月の米卸売物価指数(PPI)は前月比で横ばいだった。ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(0.2%上昇)を下回った。15日発表の6月の消費者物価指数(CPI)が物価高の加速を示したあとで、米政権の関税政策がインフレにつながるとの懸念が和らいだ。

 市場では「この傾向が続けば米連邦準備理事会(FRB)は今年の後半に利下げする可能性が高い」(コメリカ・バンクのビル・アダムス氏)との指摘があった。

 J&Jが一時7%上昇した。2025年4〜6月期の決算発表と同時に25年12月期通期の収益見通しを上方修正し、好感された。アムジェンやメルクなど他のヘルスケア関連株も買われ、ダウ平均を押し上げた。

「FRB議長解任」をトランプ氏が否定する

 午前にダウ平均は下げる場面があった。米メディアは16日、トランプ米大統領が共和党議員らとの会合でパウエルFRB議長の解任を打診したと報じた。FRBの独立性が損なわれ、金融政策の混乱につながるとの警戒から主力株に売りが出た。トランプ氏がその後に解任の可能性は「非常に低い」と述べたため、再び株買いが優勢になった。

 個別ではキャタピラーやビザ、ウォルト・ディズニーも上昇した。半面、アマゾン・ドット・コムやIBM、ウォルマートは下げた。

 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸。前日比52.691ポイント高の2万0730.491で終え、連日に亘り最高値を更新した。(日経新聞)
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