2025/06/12(木) 詳細 686,239ドル・99,234,293円 144.606円/$
ダウ工業株30種平均は小幅に反落、前日比1ドル10セント安の4万2865ドル77セントで終えました。大型ハイテク株の一角に「利益確定売り」が出て下げています。反面、煙草株の株価上昇が半端なく、市場牽引が顕著です。見事に反比例のカタチになってます。
朝方発表の5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、インフレ再燃に対する過度な警戒が薄れ、ダウ平均は上昇する場面がありましたが最後はマイナス圏で着地です。
米国株は高値圏をウロウロしている…
「S&P500種株価指数」と「ナスダック総合株価指数」は共に2月以来の高値圏にあるので、警戒感が株式相場の重荷となっています。ロスアンゼルスの不法移民による暴動騒動は、株式市場へは何の影響も与えていません。
市場の関心が最も高い『米中合意』の結果は?
これからの米株が向かう先は、米中の関税を巡る貿易交渉の【真実の結果】次第でしょう。果たして合意を得たのか否か、私ゃ、G7の開催(カナダ)が近いので『ぼかしている』ものと推測しています。
まぁ、ここから平均株価(S&P500)が上がるには目新しい事柄が必要ですが、ダウ平均値に関してだけは「上昇余地が大分と残っているよう」に見受けられます。
米関税交渉も様子見姿勢が強く、促す形で...
[11日 ロイター] - ベセント米財務長官は11日、トランプ大統領がこれまでに表明している相互関税の上乗せ部分の90日間の停止について、合意が得られないままこの期限を迎えた場合、誠意を持って交渉している貿易相手国・地域に対し期限を先送りする用意があると述べた。ベセント氏は議会下院の歳入委員会で「欧州連合(EU)を含め、誠意を持って交渉している国・地域については、誠意ある交渉を継続するために、期限を先送りする可能性が極めて高い」とし、「交渉に応じない国・地域にはこうした対応はしない」と述べた。
米国の関税収入が過去最高を記録...
[ワシントン 11日 ロイター] - 米財務省が11日発表した5月の財政収支赤字は、前年同月比9%(310億ドル)減の3160億ドルとなった。トランプ大統領の大幅な関税措置を受け、関税の総収入は230億ドルと、前年同月の60億ドルから大幅に増加し、過去最高を記録した。
2025会計年度(24年10月─25年9月)の5月までの累計では、関税の収入額は約60%増の860億ドルとなった。これを受け、5月の歳入は前年同期比で15%(480億ドル)増の3710億ドルとなった。歳出は160億ドル増の6870億ドルとなった。
財務省によると、6月分の給付金を5月に支払ったことなど暦の影響を除いた調整後の赤字は2190億ドルと、前年同月の2630億ドルから17%減少した。
公的債務の利払いは前年比110億ドル(10%)減の920億ドルとなった。
25会計年度の5月までの累計では、赤字は前年同期比14%(1620億ドル)増の1兆3650億ドル。歳入は3兆4820億ドルと、同時期としては過去最高を記録した。歳出は前年同期比8%(3560億ドル)増の4兆8460億ドルと、過去最高を記録した。
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