ドル・円の150円台が鉄板となりそう...
150円台/ドルが当分続く...
日本の物価高の主因は「円安」だと、書き立てる新聞があります。私なんぞ、「150円台/ドルは円の購買力からすると依然として高すぎる」と感じていて、160円台/ドルが今やベターではないかと思う、今日この頃です。今後、大事になるのは「株式市場の動向」!
現状の日米金利差が150円台/ドルをキープさせているので、日本が利上げすれば「物価インフレの抑制」となり、更に日米の金利差縮小で「円高に向かう」ことになれば、輸入物価が下がります。商品価格だけを取り上げると万々歳な訳です。しかし、皆さん肝心なことをお忘れです。それは『日本株式市場の動向』です。
「金利高 + 円高」は、日本株下落の第一歩
日本国内の諸物価を引き下げるには、今より「金利高 + 円高」政策が必須です。顔色を伺う日銀は、日本政府の意向を忖度して『現状維持』を連発することでしょう。何故なら、「金利高 + 円高」に向かう金融政策を執り行えば、日本株が外国人から売り浴びせされるのが見えているからです。
「貯蓄より投資へ」の掛け声は勇ましいが...
日本政府は、日本国民の老後資金の面倒をもはや見られない(退職金制度の崩壊、物価高騰)ので、貯蓄より投資を強く推奨して、非課税の「NISA枠」を新設してまで、株式投資へ虎の子資金を呼び込んでいます。するとどうなるのか?
日本株の下落は、「政権批判」に直結する
米国株は時の「大統領の通信簿」と揶揄されて、米株市場の活性化の為、平均株価の引き上げの為に、諸般の施策を大統領令で即実行するのが米国流の政治です。
兎にも角にも、ダラダラと上昇し続けているのが米国株です。今後、これと同じことを日本株にも、日本政府や日銀にも必ず求められるようになります。万が一、日本株が下落したまま放置し続けると、時の政権批判が巻き起こるのは必須です。
結論として...
日本政府は、市場で155円~160円/ドル程度で取り引きされるように、日銀に忖度させて政策金利を動かしていくことでしょう。
この155円~160円/ドル程度の範囲内であれば、まず日本株の「単独暴落だけは起こり得ず」、一方の「米株との連れ安」は「止むを得ないと腹を括っていればよい」だけです。もはや、日本株は独立した株式市場ではなく、悲しいかな...NY株式市場の日本セクター版と捉えるべきなのです。
編集後記
二番煎じの日本株取引など早々に止めて、本筋の米国株取引を目指して始めるべきとアドバイスします。やれば判りますが、単純比較で「米国株は分かり易いのが取り得」です。
日本株は金食い虫
日本株は100株単位の金食い虫取引で、大量資金を市場へ投下し続ける必要があって、始める時期を誤ると取り返しがつかない恐怖の株式市場です。依然として、私は日本株では「損益が赤字」となっています。ホンに難しいです...。

