米国中間選挙に関して『とある見方』を紹介する...

 11月の米国中間選挙に関して、日米の大手マズごみは「米共和党が負けるんだ」と騒がしい程にきゃんきゃんやっていて、話題作りに精を出しています。『選挙ドットコム』というWEBサイトに、斜め目線で眺める見方が掲載されていました。次に紹介します。

上智大学総合グローバル学部・教授の前嶋和弘氏
上智大学総合グローバル学部・教授の前嶋和弘氏が次に如く...
 (中略)特に、勘違いしちゃいけないのは「MAGA(マガ・「Make America Great Again」はトランプの応援団なので「MAGAが割れる」っていうのはおかしい。MAGAが割れたらMAGAじゃないので。
 だからMAGAはずっとトランプを応援してて9割5分ぐらいがこの戦争を「いい」と思ってて、それ以外の非MAGAの共和党支持者の方はそうでもなくて7~8割ぐらいになってるっていうパターンですね。(中略)
更に、前嶋和弘氏の放言が次のように続きます。

① (中略)アメリカって国の3割ぐらいが共和党支持者、3割ぐらいが民主党支持者、そして無党派がいます。日本だと無党派というと「分別がある無党派」、(中略)積極的な無党派ってアメリカでは形容矛盾で成り立ちません。
 無党派はやる気がない、無関心層で選挙に行かない。党派性が強く強くなるほど選挙に行く。そうなると、ポイントは3割の共和党支持者をいかに選挙に行かせるか。
 3割の共和党支持者のトランプ大統領の支持率は8割9割。3割の民主党支持者はトランプ大統領の支持率は1とか2とか3ですから、どう考えても無視した方が合理的。(中略)

② (中略)中間選挙の話をすると、中間選挙の投票率って4~5割です。そうすると共和党支持者の全部が元々行くわけではない。民主党支持者の全部が行くわけでもない。だから、なるべく自分から離脱してないところを選挙に行かせたいっていうのが頭にあると思います。
 そう考えていくと、やっぱりイスラエルを普通は切りにくい。切ったらすごい話ですね。その瞬間、トランプ政権というものが崩壊していくと思うんだけど、でも、その瞬間がもしかしたら来るかもしれないっていう風に見えますよね。(中略)

③ (中略)そもそもアメリカの選挙は、日本の今年の正月の選挙と違って「風」が吹かない。どういうことかと申しますと、ほとんど「投票率」でわかる。
 大統領選挙の投票率は、実はかなり伸びていて、これは選挙産業が入ってるからどんどん伸びてるんだけど、65%まで行きました。
 ただ中間選挙ってよくいって50%台。だから15ポイントぐらい低いわけですね。
 誰が行かないかって言うと、選挙で大統領に入れた人たちが「大統領が出ないからね」って行かないわけです。
 だから基本的に大統領の政党は、中間選挙では何をしなくても何をしても、大きなイベントや経済がおかしくなったり戦争があっても何でも、とりあえず議席を失う。(中略)

④ (中略)だから最初から「負け戦」です(中略)。負ける中でどれだけ負けないかっていうこと。(中略)

⑤ (中略)だけど1つだけすごい例外があって2002年。当時は共和党(ブッシュ大統領)ですけど、プラス下院8なんですよね。
 これよく分かりません(笑)。なぜ増えたか分からない……。
 要するに大統領の政党が増えた「例外中の例外」。でも2002年の11月は2001年10月からのアフガン戦争と、2003年3月はアメリカ時間19日からのイラク戦争の真ん中なので、もしかしたら「戦時大統領」っていけるかなと思ってるかもしれない。 (中略)

⑥ (中略)でも、いずれにしても、大逆転を考えて「戦争はしっかりやろう」と思ってる節もないわけではない。これ分かんないところですけどね。でも、ま、通常は負け戦です。(中略)

⑦ (中略)逆にうまく、戦争継続して議席が増えたら「もっとやろう」かもしれないし...。(中略)

編集後記 

 私なんぞは天邪鬼ですから、ありきたりの解説記事には触れたくもないし、読む気力も失せます。この方のような、斜め目線で米国選挙システムを解説して下さると楽しいものです。
 米中間選挙における下院・上院選挙は大統領の所属する政党が「負けるのがセオリーである」といったこと、この記事で初めて知りました😁😋😖
 となると、プロの米株投資ファンド達は「米共和党が惨敗する」ことは周知の事実とし対策済みです。殊更騒ぐことではないので、いつものことと構えている筈です。