2025/04/30 詳細 645,302ドル・91,772,311円 142.216円/＄

　今週はビックテックの四半期決算発表が行われます。現地時間の30日株式市場終了後とのことです。数値もさることながら、テック企業が今後の見通しをどのように捉えているのかが、市場にとっての試金石となることでしょう。先週のグーグル決算は好調でしたから、他のテック企業の業績が見劣りすることは無いと思います。

株価を引き下げたい輩がなんと多いことか...

　「株式投資の本質は、株式を売ることと見つけたり...」の如く、株式を一旦保有すると売却を念頭に日々を過ごす輩の多いこと。輪を掛けて、株式を有償で借り受けてでも、市場で売却したい『株中毒野郎』も日米欧や中国に多数いらっしゃいます。いわゆる『空売り屋』と呼ばれる連中です。

上手く事が運べば、莫大な利益になる『空売り屋』

　誰でも、購入価格から株価が値下がると、得体のしれない不安心理が沸き起こります。この人間心理を突いて（保有株式の評価損を増大させ、損切りさせる）、売値より安値になってから、チャッカリ買い戻します。一般的に、株価が上がるスピードよりも、下がるスピードが３倍は早いですから、短期間で莫大な利益を計上して姿を消す手口です。

提灯屋も現われ、一大イベントの開催...

　まぁ、これを逆手にとって、向かって行くお金持ち集団がいたりして「売り買いが活発化」します。更に、この連中に群がる『提灯屋』も現われ、一大勢力でカサにかかって攻めるのです。取引の出来高が平均の数倍にまで膨らむことがあります。

空売り屋は、近い将来、必ず「株を買い戻す」

　株を（金銭を支払って）借りて、株を売っている空売り屋は、近い将来、必ず「売った株を買い戻す」ので、素人投資家は頃合いがよければ「現物買い」で、安値になった株式を拾って置けばいいでしょう。何せ、頼んでもいないのに、安値で売ってくれるのですから..．。