米中間選挙後の9カ月間、「株価が上昇」する確率は高い...

92%の確率で株価が上昇する

 米資産運用会社フィッシャー・インベストメンツのケン・フィッシャー会長は、「米国の中間選挙によって政治的な雑音が取り除かれる」と述べ、「選挙後は米国株が上昇するとみている」との見通しを示した。
 即ち、株式市場の不透明感を高めるような、政治的に論争を呼ぶ法案がなくなることで、選挙後は株価が上昇するということですが...。

米中間選挙後の9カ月間、「株価が上昇」する確率は高い...

フォーラムで言及する

 フィッシャー会長は13日(現地時間)、米ニューヨークのザ・プラザホテルで開かれた「2026ニューヨーク・グローバル金融リーダーフォーラム」で、「過去100年間、米国の中間選挙後の9カ月間は、92%の確率で株価が上昇した」と述べた。

中間選挙は11月3日に実施

 米国の中間選挙は11月3日に実施される。同会長は「統計的にみると、中間選挙が行われる第4四半期と、それに続く翌年の第1四半期、第2四半期の計9カ月間の平均収益率は19.8%である」と説明し、「世界恐慌以降、一度も平均株価は下落したことがない」と強調した。
 続けて、「過去100年間において、中間選挙が行われる年の第4四半期にマイナス収益率を記録したのは3回だけだった」と指摘。「第4の四半期は過去100年間のうち84回プラス収益率を記録し、翌年の第1四半期と第2四半期では88回、株価が上昇した」と付け加えた。
  • 2026年第4四半期 : 84回のプラス収益
  • 2027年第1四半期 : 88回の株価上昇
  • 2027年第2四半期 : 88回の株価上昇

中間選挙の奇跡

 同会長は「米国の中間選挙はこのようなすべての不確実性をなくし、政治的騒音も除去する」として、「議員らが落ち着きを取り戻すことで、政治的なリスクを回避しようとする傾向が弱まる」と話した。具体的に翻訳すると、次のようになる。
 フィッシャー会長はこのような現象の原因について「米国歴史上、すべての主要論難の余地がある法案は大統領任期初年度と2年目に通過し、これが証券市場に悪材料になってきた」と説明した。
 中間選挙後は政権と議会の間で相互のけん制が強まり、論争を呼ぶ法案が成立し難くなるという意味だ。同会長は「これが、私が『中間選挙の奇跡』と呼ぶ9カ月間を生み出す」と強調した。
 更に、同会長は「米国の今回の中間選挙のようなことが起きれば、その波及効果が他の国に広がっていく」とし、他国の市場にもその影響が及ぶと言及した。
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米国の債務水準

 米国の債務水準については、「国内総生産(GDP)に対する比率でみると、5年前より低く、10年前あるいは15年前と同程度だ」と述べ、『米国の債務状況は危険な水準にはない』と分析した。また、「長期金利が上昇しているのは、われわれが過剰な債務を抱えているからではない」と指摘した。

編集後記

 このフォーラムは、メギョンメディアとコリアソサエティー、韓国投資公社(KIC)、韓国人金融人協会(KFS)が共同主催したものです。
 データ投資家として名声を得ているフィッシャーインベストメント社のケン·フィッシャー会長は、「米国中間選挙が政治的騒音を除去し、選挙以後、米国証券市場が上昇傾向を見せる」と高らかに言及...。
米国の独立系資産運用会社、フィッシャー・インベストメンツの概要
  • 創業者: ケン・フィッシャー氏(Ken Fisher)
  • 設立年: 1979年(親会社 Fisher Asset Management, LLC)
  • 運用資産残高(AUM): 約71兆円(世界全体 / 個人向け・機関投資家向け)
  • 顧客数: 世界で21万名超
  • 従業員数: 約7,000名