中国(本土)株が「弱気相場」入り...
最高値から20%下落し、弱気相場入り
中国(本土)の代表的な株価指数である主要株価指数CSI300指数(.CSI300) が、2026年10月22日の取引で直近の高値(6月22日)から約20.2%下落し、弱気相場の目安となる「20%の閾値」を超えて、正式に弱気相場入りしました。今や、中国株の低迷は世界でも際立つ
同指数は1.8%下落し、4036.30で終了。15カ月ぶりの安値です。終値ベースでは、同指数は2007年に付けた高値を更新しておらず、6月に相場を5年ぶりの高値に押し上げた勢いはその後急速に反転した。
奈落・底なし沼へ...
人工知能(AI)関連株が、成長とバリュエーションの持続性に対する懸念から急落したことが背景にあるとされていますが、従来より国内消費に弱さが指摘されて、値下げ競争に各社競っているとの報道もありました。香港のロータス・アセット・マネジメントのマネジングパートナー兼最高投資責任者ハオ・ホン氏は「市場は底なしの状況だ」と述べた。(ロイター)
上海市場も相身互い、続落中...
上海総合指数も相身互い(あいみたがい)で1.5%下落、1年超ぶりの安値となった。ホン氏は「国家隊はためらっている」とし、売り局面でしばしば介入する中国の国有投資ファンドに言及した。数カ月に及ぶ売りが収まる兆しは、ほとんど見られない。拝金主義を否定?する現政権
CSI半導体指数は3.6%下落、CSI人工知能指数は3.3%下落した。深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数は4.4%急落し、2025年7月以来の安値を付けた。現地のトレーダーやアナリストによると、中国政府の小出しの景気刺激策への失望も市場心理の重しとなっている。
根強い「課税問題」
一部の投資家は、香港上場の中国企業の株主の多くが採用している一般的な仕組みであるオフショア信託に対し、中国政府が所得税の徴収を進める取り組みを、売り圧力のもう一つの要因として指摘した。(ロイター)
ロータスのホン氏は、きょうが税申告の最終日だと指摘。過去数週間の売りは、中国企業の創業者らが主導したとし「納税義務を果たすための現金を調達するため、資産を売却していたのは明らかだ」と述べた。(ロイター)
香港市場よ、お前もか...
ハンセン指数が3%下落し、4カ月ぶりの安値を付けた。ハンセンテック指数は5%下落し、2年ぶりの安値となった。22日の下落が大きかった銘柄では、テンセントが2.9%下落、アリババが6%超も急落した。立ち直りには、時間を要する?
盛期資本(香港)のゼン・ウェンカイCIOは「これほど急激かつ急速な下落は非常にまれで、特にテンセントのような主力銘柄ではなおさらだ。これは恐らくパニック売りの最終局面で、市場の売りは終わりに近づいている」と説明。「ただ、これほどの傷からの回復には時間がかかるだろう」と語った。(ロイター)
編集後記
更なる弱気発言も...
上海乗舟投資管理の傅峙峰CIO(最高投資責任者)は「あまりに急速な値下がりで、今後さらなる下落が待ち受けていることを示す前触れに過ぎないかもしれない」と述べた。「内需の弱さや巨額のAI投資をどう正当化するかを巡る不透明感、欧米の国債利回りなど、相場の重しとなっている要因に改善が見られなければ、投資家が近いうちに取引戦略を変える可能性は低い」と指摘した。(ブルムバーク)

