バークシャー保有のアルファベット株、6カ月程前の4倍超に膨らむ
バフェット氏が率いるバークシャーが保有するアルファベット株の時価総額が、『買い増し』と『株価上昇』のダブル効果で、昨年11月に開示(公開)した時点の評価額、これの凡そ4倍超に膨らんでいます。
アルファベット株の上昇の呼び水
15日、突如として「アルファベット株上昇」の呼び水となったのは、同日放映されたCNBCインタビューにおけるバフェットの発言です。
バフェット氏はその中で、バークシャー・ハサウェイによるアルファベット株への投資は昨年に自身が「主導した」ものであると明かし、同社への投資が遅れたことは「過りだった」と認めた。
現在95歳のバフェットは、アルファベットが直面するAI競争の激化も指摘。アルファベットの保有比率が高まったからといっても、アップル株が依然として最も満足する銘柄の1つであることに変わりはないと述べた。バフェットは「(アップルの)未来は過去と同様に明るい」と語っている(アップル株も15日午後の時点で4%高となった)。(フォーブス ジャパン)
アルファベット株の大株主は...
米国時間7月15日、グーグルの親会社アルファベットの株価上昇に伴い、ラリー・ペイジの推定資産額が3000億ドル(約48.6兆円。1ドル=162円換算)の大台を突破した。 バークシャー・ハザウェイによるアルファベットへの数十億ドル(数千億円)規模の投資について、ウォーレン・バフェットが自ら主導したと認めたことがきっかけだった。
15日午後の時点でアルファベット株は3.9%高の373ドル前後で推移し、前日の約2%高に続く上昇を見せた。
15日午後の時点でアルファベット株は3.9%高の373ドル前後で推移し、前日の約2%高に続く上昇を見せた。
この急騰により、ペイジの資産額は80億ドル(約1.29兆円)増の3017億ドル(約48.87兆円)に達した。また、同じくグーグル共同創業者のセルゲイ・ブリンの資産額は73億ドル(約1.18兆円)増の2782億ドル(約45.68兆円)と推定されている。(フォーブス ジャパン)
バークシャーはアルファベットにいくら投資したのか?
バークシャー・ハサウェイは昨年11月、評価額43億ドル(約6966億円。9月末時点)相当だった約1780万株のアルファベット株を保有していることを開示した。- バークシャー・ハサウェイ社は、今年初旬には3640万株のクラスA株、360万株のクラスC株をさらに買い増して、総保有株数を約5800万株まで増やした。その価値は現在、合計で約210億ドル(約3.4兆円)に達している。
- アルファベット社は。6月AIインフラ拡張に向けた資金として、バークシャーへの新株割り当てにより100億ドル(約1兆6200億円)を調達すると発表した。
バフェット、ペイジとブリンの資産額
フォーブスの試算によると、次のとおり。- 2025年にバークシャーのCEOを退任したバフェットは現在、1391億ドル(約22.53兆円)の資産を保有する世界第10位の富豪。
- 一方、ペイジとブリンはそれぞれ世界第2位と第3位の富豪で、8660億ドル(約140.29兆円)を超える資産を有するイーロン・マスクの後を追っている。
アルファベット株、ナスダック上昇率を上回る
アルファベットの株価は、今年これまでにナスダック指数をアウトパフォームしており、ハイテク株中心のナスダック指数が12%上昇したのに対し、アルファベット株は18%弱の上昇を記録している。莫大な設備投資額が土肝を抜く...
同社は他の巨大IT企業と同様に、過去1年間で急増するAI製品への需要に応えるために支出を加速させてきた。クラウド部門の売上高が48%急増するなど、同社が手がけるクラウド製品の「力強い勢い」を背景に、総年間売上高は初めて4000億ドル(約64兆8000億円)を突破した。(フォーブス ジャパン)
同社はAI需要の拡大に伴って2025年通期に914億ドル(約14.8兆円)の設備投資を実施していたが、同社によれば、今年度の支出額は1800億~1900億ドル(約29.16~30.78兆円)に達する見込みだという。(フォーブス ジャパン)
編集後記
私にとって、アルファベット株(goog株、googl株)が400ドル超に高騰しないのが「七不思議」の1つです。アップル株が好まれているのは従来からですが、マイクロソフト株と同様にアルファベット株は『基本は売り』なのでしょう。反して、アップル株とアマゾン株は『基本は買い』でメタ株は急騰と急落を繰り返すジェットコースター銘柄とでも称すべきでしょうか?

