いよいよ、マイクロソフトの第4四半期決算(2026/7/29)

 マイクロソフト社は、今週決算を発表する「華麗なる7銘柄」の1つであり、第4四半期の決算は水曜日の市場取引終了後に発表される予定です。以下に、株価動向、業績予想、アナリストのコメント等を紹介します。

同社の株価動向

 マイクロソフト株は火曜日に2.40%上昇して398.43ドルとなった。これは、過去52週間の取引レンジである「349.20ドル~555.45ドル」と比較すると低い水準だ。マイクロソフト株は2026年の年初来で16.2%下落している。

マイクロソフト社の株価動向

アナリストの予測とコメント

 アナリストは同社の売上高が876億1000万ドル、1株当たり利益が4.23ドルになると予想。これは前年同期の764億4000万ドル、同3.65ドルから増加する見込みです。なお、同社は売上高で13四半期連続、1株当たり利益で15四半期連続で、アナリスト予想を上回っています。

前回(第3四半期)の決算数値...

 同社は第3四半期に、前年同期比18%の増収を達成して予想を上回った。これはインテリジェント・クラウド事業が30%成長したことが主な要因であり、生産性およびビジネスプロセス事業も17%成長して「引き続き最大の収益セグメント」となった。
 同社によると、第3四半期のマイクロソフトクラウド全体の売上高は前年同期比29%増で、Azureおよびその他のクラウドサービスの売上高は、同四半期に前年同期比40%増となった。同社はAI事業が「年間売上高370億ドルのペースで成長している」ことを強調した。

MSFT株の売り上げと利益...
 *GAAP(ギャープ)とは、Generally Accepted Accounting Principlesの略で、日本語では「一般に公正妥当と認められる企業会計の基準」を意味します。企業が財務諸表を作成する際の共通ルールであり、J-GAAP(日本会計基準)やUS-GAAP(米国会計基準)のように国名をつけて呼ばれます。(Google AI)
MSFT株の年間売り上げと利益...

目標株価

 アナリストは、決算発表を控えた同銘柄に対し、「市場平均を上回る」というレーティングと買い推奨、550ドル~586ドルの目標株価を維持している。
 Windowsの業績は期待外れになる可能性もあるものの、ディフッチ氏は同社のAzure部門の成長を強調し、四半期ごとの成長率は前年同期比で39%から40%になると予測している。

MSFT株の目標株価と推奨事項
 「投資家は、最先端モデルとの競争、座席数に基づくライセンス、そして来年の設備投資の規模について懸念を抱いているが、我々はいくつかの理由から引き続きこの銘柄を好んでいる」とウォルレイブンズ氏は述べた。(Micros - Benzinga)
 アナリストは、マイクロソフトのサティア・ナデラCEOはAI主権に関して独自のビジョンを持っており、同社はエンドツーエンドのAI技術スタックを構築中で、2030年までに同社の潜在市場規模は5.1兆ドルに達する可能性があると述べた。
 「マイクロソフトは引き続き非常に魅力的な財務状況を維持しており、売上高の伸び率は2025年度の15%から2026年度には17%に加速している。」(Micros - Benzinga)

MSFT株と市場指数

  • マイクロソフト株は、SPDR S&P 500 ETFトラストにおいて、資産の4.5%を占める「3番目」に大きな保有銘柄である。
  • マイクロソフト株は、SPDRダウ・ジョーンズ工業株平均ETFにおいて、資産の4.4%を占める「5番目」に大きな保有銘柄となっている。
  • マイクロソフト株は、インベスコQQQトラストにおいて、資産の4.7%を占める「4番目」に大きな保有銘柄となっている。
  • マイクロソフト株は、S&P500、ダウ工業株平均、ナスダック100の各ETFにおいて、上位5銘柄に入っていて、大きな影響を与える銘柄である事に変わりはない。
2026/07/29、Myポートフォリオにおけるマイクロソフト株の保有状況

編集後記

 私が米国株投資に開眼する前、MSFT株は株価30ドル台でウロウロ、何と「高配当株」の異名を取っていました。不法DVDコピー対策に振り回されて、全社で収益化に取り組んでいた時分です。卓越したCEOの登場で、「課金システム」に成功、クラウド事業へ舵を切って進出、見事成功を収めて、あれよあれよという間に、株価は10倍以上も高騰したのです。今では想像もできませんが...。
何事も初心貫徹...『男気』

 個人的に、このような絵にかいたような成功事例に直面すると、株価が数倍にも高騰した同社株へ「今さら」投資を行うのが躊躇されて大きく出遅れたのです。
 あのバフェット氏が、上場初期のグーグル株へ投資し損ねた失敗談にコメントする時と同じです...。