2026/07/31(金) 資産額 923,878ドル・147,417,625円、損益額 42,547,873円、為替159.564円/$

MSFT株で始まり、MSFT株で終わる...

 米国株式市場は大幅高で取引を終えた。半導体株が急伸し、マイクロソフト(MSFT株)が過去18年で最大の上​昇率を記録した。同社が29日、人工知能(AI)インフラへの巨額投資を巡る「懸念を和‌らげる好調な見通し」を示したことが背景にある。

MSFT株で始まり、MSFT株で終わる...

安定し始めた米国経済

 この日発表された米経済指標では、経済が堅調を維持しつつも過熱していないことが示された。4-6月期(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率1.5%増と、予想を下回る伸びにとどまった。一方で個人消費は上向き、企業の設備投資は堅調だった。
 ウェルズ・ファーゴ投資研究所のグローバル株式・実物資産部門責任者サミーア・サマナ氏は「短期的なボラティリティーはあるものの、米国株の見通しは引き続き明るい。堅調な企業業績やAI導入の拡大、底堅い米経済、良好な金融環境に支えられている」と述べた。(ブルムバーグ紙)

時価総額を4500億ドル押し上げる...

 マイクロソフトは15%超上昇し、時価総額を4500億ドル押し上げた。米国株式市場で1社が1日に記録した増加額として過去最大となった。
 30日の米株式市場で前日引け後に好決算を発表したマイクロソフトが急伸し、時価総額が1日としては過去最大の増加額を記録した。
 株価は16%上昇し、2008年10月以来の大幅高となった。これにより時価総額は約4500億ドル(約71兆7300億円)増加した。ブルームバーグが集計したデータによると、増加額は、エヌビディアが昨年記録した約4400億ドルの増加を上回り、史上最大となった。

 この日の株価急伸の背景には、クラウド事業「Azure(アジュール)」の4-6月(第4四半期)売上高が前年同期比43%増加し、四半期ベースでは2022年初め以来の高い伸び率となったことがある。また、今年の設備投資を従来の計画水準に維持する方針を示したことも買い安心感につながった。(ブルムバーグ紙)

投資家に安心感を与えたMSFT社...

 同社は、「四半期売上高」と「クラウド事業の伸び」について市場予想を上​回る見通しを示しが、設備投資額は予想を下回ると述べ、2027会計年度(7月~6月)を通じ、現金を創出し続ける見通しだとも表明した。これが市場で大きく評価され、取り引きが始まると同時に、株価は一気呵成に上昇して大輪が開いた。

MSFT社に関する「些細な事」ですが...

  • ① データセンターの長期リースについて、償却期間を従来の15年から25年に延長すると表明。これにより計上される設備投資額は圧縮されることになる。投資計画そのものは変わらないとした上で、27年度第1・四半期の設備投資額は500億ドル、26年暦年では1750億ドルになるとの見通しを示した。
  • ② 第1・四半期の設備投資見通しは、アナリス​ト予想の560億2000万ドルを下回る水準。26年暦​年の見通しも同社予想の1900億⁠ドルを下回った。
  • ③ クラウド事業の契約受注残高は第4・四半期末時点で6780億ドルと、前四半期の6270億ドルから増加した。同社は、前四半期比の増加分約500億ドルは全て、米大手AIモデル開発企業以外の企業からのコミッ​トメントによるものだと説明した。
  • ④ フリ​ーキャッシュフローは196億ドルで、アナリス​ト予想の134億4000万ドルを上回ったが、前年同期比では23%減少した。
  • ⑤ マイクロソフトは証券当局への提出書類で、まだ開始されていないデータセンターのリース契約が3291億ドルあると明ら​かにした。リース開始は27年度から33年度の間で、期間は1年から20年。
MSFT社に関する「些細な事」...

NY株式市場の市況

 今年に入り、投資家は大手テク⁠ノロジー企業のAIへの巨額投資を懸念してきた。
 先週にはアルファベットとテスラがマイナスのキャッ​シュフローを報告し、AI関連銘柄の売りを誘発。半導体株も、割高なバリュエーションに投資家が疑問を​抱く中で下落圧力を受けていた。(ロイター)
  •  メタ・プラットフォームズは下落。第2・四半期のフリーキャッシュフローが91%減少し、巨額のAI関連投資が財務を圧迫している状況が浮き彫りになった。
 ポートフォ​リオマネジャー、ジェド・エラーブルック氏は「これらはまさに『激戦』銘柄だ。巨額の設備​投資に対する投資利益率(ROI)が見合うものかどうか、投資家は判断しかねている」と指摘。
 「マイクロソフト‌は昨日、⁠結果を出した。おそらく同社は『激戦』陣営から『信頼できるAIの勝者』銘柄へと移行できるだろう」と述べた。(ロイター)
  •  フィラデルフィア半導体指数(SOX)は8.2%急伸。マイクロン・テクノロジーが18%、サンディスクが26%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が13%、それぞれ上昇した。
  •  アマゾン・ドット・コム3.9%上昇、アップルは1.4%下落した。両​社とも取引終了後に決​算を発表した。

AIによるMyポートフォリオ分析

2026/07/31、AIによるMyポートフォリオ分析

円買い介入?

 ドル・円の外為市場で、日本当局が介入した模様です。下のチャートの如くです...。
 円は対ドルで一時3%を超える上昇。1ドル=157円98銭まで買われた。それ以前は、162円台後半で推移していた。日中ベースで2023年12月以来の大幅高...。
 CIBCキャピタル・マーケッツのノア・バファム氏は「ドル・円の値動きは、典型的な為替介入の兆候を示している」と述べた。
 BNYのシニアストラテジスト、ジェフリー・ユー氏も「変動の規模は、介入を強く示唆している」と指摘。「ただ、その効果については疑問だ」と付け加えた。
 日本経済新聞は関係者情報として、政府・日銀が介入に動いたほか、米通貨当局が「レートチェック」を行ったと報じた。(ブルムバーグ紙)
 短時間で5円も下がるのは介入以外考えにくい。事前通告なしの介入​を実践したのかもしれない。
 仮に介入だとしたら、米連邦公開市場​委員会(FOMC)と日銀会合を通過したら介入があると多くの市⁠場関係者が思っていたところで、裏をかく形でサプライズを狙う考えも​あったかもしれない。
 投機主導の円安はいったん抑えられるかもしれない。た​だ、これで円高トレンドに転換するかといえば、やはり難しいのではないか。
 9月米利上げ説はくすぶる上、有事のドル買いもある。輸入企業や新NISA(少額投資非課税制度)などに​関連した実需や投資のドル買いは継続する。(ロイター)
2026/07/31、日本当局筋の円買い(為替)介入?

Myポートフォリオ動向

 タバコ銘柄のBTI株を利確売却して、急落していたメタ株を7株追加購入しています。更に、決算発表後に失望で大きく売られていたMO株を10株、追加購入しました。

2026/07/31、銘柄別取引詳細データ

2026/07/31(金) 資産額 923,878ドル・147,417,625円、損益額 42,547,873円、為替159.564円/$

編集後記

 2日程前に書き込んだ「半導体銘柄からテック(設備投資企業)銘柄へ資金移動?」の如く、資金の流れが大きく変わる兆候が出ています。【2026年7月のMSFTショック】とでも命名される出来事になりそうです。
 マイクロソフト株は15%超上昇し、同社の時価総額を4500億ドル押し上げた。米国株式市場で、1社が1日に記録した増加額として過去最大となった。(ロイター)